奇跡のレッスン~世界の最強コーチと子どもたち▽テニス編・すべてのボールに決断を

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この番組のまとめ

プロテニス界をリードする世界有数のテニス大国 スペイン。 ダビッドさんは 長年 スペインテニス界でプレーヤーたちの能力を引き出し世に送り出してきたスペシャリスト。 学校行きなさい」とかっていうそのレベルで やってたら絶対 到達しないから やっぱり自分が ある目標を立ててそこに向かっていくんだっていうそういうものを ちゃんと持って1週間の特別レッスン初日。

ダビッドさんにとってはコートの外も レッスンの大事な場です。 でか!手 でか!一体 どんなに すごいレッスンが始まるんだろう。 ボールをコントロールしていいプレーを続ける事が大事なんだ。 足を滑らせて打っていたのが気になったのでこのところ 何か 攻撃する事を気にし過ぎててコントロールが まだ 結構 いろんな所に飛んでいっちゃったりする。 今日のレッスンでやったようにボールをコントロールする事をしっかり 足を踏み込んでいれば自由に どこへでも手で打つ事ができる。

そんな文南さんにライバル心を燃やすのが同い年の龍一郎くんです。 龍一郎くんは 両親の影響で小学1年生の時 テニスを始めました。 龍一郎くんのお父さん一度はプロのテニス選手を目指したとか。 龍一郎くんのラケットのガットを自ら 張り替えます。 伊達公子選手から取って公子って名前を付けたんだけども結局 彼女は 今 陸上で頑張ってもらってる。 龍一郎は自分で テニスをやるって言って選手になるって言ってくれたので…。

このボールは 何色と判断しますか?では このボールは?グッド!ダビッドさんの言う「打つ前に我慢」とはこらえた一瞬を意識化し決断する事だったのです。 でも ダビッドさんは上半身と下半身に分けてまずは 上半身。 サーブは 上半身が大事だよ。 上半身を しっかり反らすんだ。 ダビッドさんが取り出したのはバランスボール。 一体 どんな練習が始まるのでしょう?バランスボールに座って上半身を動かすと体幹が鍛えられます。 分解して練習する事で上半身の修正点がはっきり見えてきました。

子どもたちの成長の兆しを感じたダビッドさん。 「ポジションチェンジね」って。 みんなが途中で折れてしまわないようにダビッドさんは こんな話をしました。 そんな言葉で始まったダビッドさんの特別レッスン。 今回のレッスンでも 毎日必ず行ったウォーミングアップとクールダウン。 そして ダビッドさんは言います。 今日は持久力をつける練習をするから絶対に必要なんだ。 持久力のレッスンメニューは 実に多彩。

持久力とメンタルを鍛える事が目的なので今日に限っては フォームの乱れやテクニックの事は 気にしません。 ダビッドさんは 今日のレッスンで「決断するテニス」を更に深めようとしていました。 グリーンボールは ミスしちゃ駄目なんですか?はい?グリーンボールがミスっちゃ駄目…?レッドとオレンジが間違っちゃいけないの。 オレンジとレッドがミスっちゃ駄目なんだって。 ベースライン近くの深いボールでも攻撃に転じる事ができればその時は レッドからオレンジに変わる。

この日 遅れて参加した翔太君への言葉の中にダビッドさんが大事にしているある強い思いが表れます。 試合後は 「楽しかったか?」「練習でやった事はできたか?」人生を変えるほどの事故に遭った人たちがテニスを通してもう一度 前向きに生きる姿にもしたどりつけなかったとしてもテニスをやってきたおかげで 今の自分があるんだと思えるように導いてほしいのです。 今日 文南最終日 何を頑張りたい?ダビッドさんは チーム内での試合をあえて 最後のレッスンとしました。

プロを目指して努力を続ける龍一郎くんと同い年で パワーショットが得意な理揮くんが対戦します。 でも ダビッドさん試合の結果は問いません。 もう一度 理揮と試合するとしたら何を変えてみようと思う?もっと球を深くして相手を後ろに追い出して自分が主導権を握ってるようにしたいと思います。 試合の前日 ダビッドさんはみんなに課題を出していました。 今日 試合があるっていう事でまあ 何に気を付けたいっていう話をしていてメンタル 平常心という言葉が出てきてたので。 この試合の中で 攻めるテニスに変貌した龍一郎くん。