クローズアップ現代「“傾いた”マンション 相次ぐ欠陥工事はなぜ?」

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この番組のまとめ

マンションを販売したのも建設したのも業界大手。 マンションの安全性に影響を及ぼす重大な欠陥がどうして見過ごされたまま販売されるのか。 欠陥のあるマンションを販売した売り手は住民に対し十分な対応をしているのか。 さらに全4棟合わせて38本でくいのデータの改ざんが発覚しマンションの安全性を損なう欠陥の発覚で不安が広がっています。 問題のマンションでは一部のくいが支持層に達していませんでした。

悔いの施工を行った、この旭化成建材と共に、元請けの三井住友建設の管理体制の在り方というのも問われているというふうに思います。 以前、マンションの耐震偽装というのもありましたけれども、どんな違いがあるんでしょうか?そうですね、10年前の耐震偽装の問題は、建物を建てる前の設計の段階で偽装が行われていたということなんですね。 この横浜市のマンションですけれども、住民が異常を指摘して、販売会社が対策に動き出すまで、1年かかりました。

建築士が調査結果を不動産会社に提出。 マンションの欠陥問題に詳しい建築士の望月重美さんです。 欠陥原因と、欠陥現象というふうにいったら、分かりやすいんですけれども、欠陥現象というのは、マンションの傾きですね。 欠陥現象が現れたときに、業者と交渉をしても、業者側は、なかなかそこをくいの問題だとは言ってくれません。 現在は建築確認という制度がありますけれども、これは性善説に立ってまして、業者、建築士は、これは悪いことはしない、不正はしない、偽装はしないという制度です。