総合診療医 ドクターG「頭が痛い おなかも…」

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この番組のまとめ

今回のドクターGは茨城県 水戸協同病院矢野晴美先生です。 矢野先生は総合診療医の中でも感染症が得意だという…。 「感染症」っていうのは分かるんですけども「総合診療」っていうのがいまいち理解できないんですが。 例えば消化器科とか 泌尿器科とかいろいろな臓器の診療科がありますけれども患者さんが抱える問題を 包括的に丸ごと解決するというそういう診療になります。 正しい病名にたどりつき患者を救う事ができるのか?ドクタージェネラル!今日は どうされましたか?ええ…。

それでは 研修医の皆さん疑われる病名をフリップに お書き下さい。 発症の形態として急性の発症になるので大枠で 感染症。 命に別状というか関わるような?必ず入院して 抗生剤をしっかり使って治療が必要な疾患に…。 心臓から送り出された細菌が血管内で詰まり発熱や だるさ 関節の痛みなど全身にさまざまな症状が表れます。

悪寒を伴う発熱で39度まで上昇してて呼吸も速くて 脈拍も速いという事から全身に炎症が回ってる可能性もあると思うので敗血症を起こす可能性のある疾患は必ず鑑別しなきゃいけないと思います。 ここで いろいろな病気がありますけれども山田先生が 最初マラリアっておっしゃった時に「潜伏期間」というお話が出ました。 病名の右側にあるのはそれぞれの病気の潜伏期間を表したグラフです。

フリップ オープン!山下先生から どうぞ!小鮒先生。 最終カンファレンス スタート!じゃあ 山下先生からなぜ その病気を選んだのか。 病気の発症が10日前だったとしても一番最初の症状が起こったのはいつごろでした?10日前に 風邪っぽい最初の37度6の発熱と少し 軽度の頭痛と 下痢の症状が。 2日前に 頭痛と全身倦怠感。

で そのタイの関連性というのを考える時ですけどもその場合 やはり 疫学情報その現地で どんな病気が正確に 発生しているのかどうかが大事になってくると思いますがこの患者さんはどちらに旅行されてましたか?タイのプーケットでは 公式な機関 特にWHO 世界保健機関であったりそれから 米国の疾病対策センターCDCと申しますがそういったところが公式に発表しているものですとプーケットなどのリゾート地や大都市は予防薬の服用も必要ないとされています。