地球ドラマチック選「古代マヤ文字を解読せよ」

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この番組のまとめ

他にも 多くの遺跡が発見され探検家たちは絵文字を書き写しましたがしかし1880年代に イギリスの考古学者アルフレッド・モーズリーが残された4冊のうち 3冊はスペイン フランス メキシコにありましたが最も詳細に描かれた 1冊はドイツのドレスデン王立図書館にあり見慣れぬ文字に強い関心を持ったのはアメリカの博物学者コンスタンティン・ラフィネスクでした。 「ドレスデン絵文書」の解読を更に進めたのは図書館司書のアーネスト・フェルステマンでした。

プロスクリアコフは 男性が独占していた考古学の世界で 20年近く活躍し1958年に 現場を退きました。 ピエドラス・ネグラスの遺跡で 自分が写した石碑の写真を見ていくうちにプロスクリアコフはあるパターンに気がつきました。 プロスクリアコフは「イグアナの絵文字は 王の誕生鳥の絵文字は その人物が王位に即いた日を意味している」という仮説を立てました。 プロスクリアコフは 7人の王の物語を解き明かしていきました。

全ての碑文から 「翼を持つ太陽」の記号を見つけ出し誕生や死などを表す文字を日付順に並べていくとあるパターンが見え始めやがて 一人の王の存在が明らかになりました。 マヤ文字を当時の発音で読むには旧ソビエトのクノロゾフが進めていた研究を完成させなくてはなりません。 マヤ文字を 初めて分類したエリック・トンプソンはこのうちの一つは「日付を先に進めて数える」もう一つは 「日付を遡って数える」という意味だと考えました。

でも それぞれの文字を構成している記号の段階まで分解して調べていくと ちゃんと意味が分かってくるんです。 エリック・トンプソンの影響でマヤの人々は天文学や宗教を愛する平和的なイメージがありました。 絵文字と芸術は マヤの人々の複雑な精神世界を表現していました。 さまざまな遺物や文字から人々が 何をしたかが分かるようになったんです。 巧みな戦術で敵を翻弄した兄弟はトウモロコシの神である父親の肉体を よみがえらせ地上の人々に食べ物を持ち帰ります。