クローズアップ現代「海に漂う“見えないゴミ”~マイクロプラスチックの脅威〜」

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この番組のまとめ

最新の研究ではマイクロプラスチックが海水中の有害物質を濃縮させさまざまな生物の体内に取り込まれていることが明らかになってきました。 プラスチックによる海洋汚染それ自体、大きな問題ですが最新の研究によってマイクロプラスチックが海水中の汚染物質を吸着させ高い濃度に凝縮させる役割を持っていることが新たに分かってきました。 プランクトンよりも小さなマイクロプラスチックもあり私たちが日常的に食べる魚や貝などに含まれているという報告が世界各地から相次いでいます。

アメリカでメダカにプラスチックを食べさせて、そのプラスチックには有害な化学物質がくっついていて、それを3か月、食べさせ続けると、PCBがマイクロプラスチックに吸着していたということだったんですけれども、ほかにどんな有害物質が吸着するんでしょうか?油に溶けやすい汚染物質であれば、なんでも吸着してくるということになりますから、油そのもの、石油汚染で、石油流出事故で出るような、石油はもちろん、濃縮されていきます。

生分解性プラスチックの可能性、どうご覧になられました?非常にすばらしい技術だと思いますね。 将来性もあって、に分解してしまうというのは、ちょっとわくわくするんですけど、技術面ではほかに、どういったところに開発が必要だとお考えですか?生分解性プラスチックも、もちろんなんですが、私たち日本人が昔からよく使っております、木とか、それから、紙を、今の技術を使って、有効に使うというようなことが、大切じゃないかなと考えております。