週刊 ニュース深読み「国連70年 平和は守れるか?」

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この番組のまとめ

沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設計画が、今週、大きな節目を迎えました。 沖縄防衛局が、移設先としている名護市辺野古の沿岸部で、おととい、平成8年、普天間基地の返還に、日米両政府が合意しました。 改めて普天間基地の移設計画、もう一度、こちらで整理します。 沖縄県にあるアメリカ軍の施設、今、色が変わった所ですけれども、こちら、宜野湾市にあるのが、普天間基地です。 その移設先というのが、この名護市辺野古沖と書いてありますが、沖縄県内での移設をしようと。 19年前、日米両政府は、沖縄県内での移設で合意。

去年5月、南沙諸島の北、西沙諸島、英語名・パラセル諸島で、ベトナムと中国の当局の船が衝突しました。 中国は、外国の軍艦は許可なしで、人工島から12海里以内に入ってそういうそれぞれの主張が異なっていてぶつかるっていうのは、日本も尖閣諸島で同じような問題を抱えてると思うんですけれども、それとこれとは、どう考えたらいいんですか?最大のポイントはやはり、軍と軍が衝突しかねないということだと思うんですよね。

ハッピーハロウィーン!ハロウィーンが理由のようです。 去年のハロウィーンでは、ヨーロッパが発祥とされるハロウィーン。 世界一クリーンなハロウィーンを目指すとして、渋谷や新宿などで、30万枚を配布しています。 母親の青木惠子さんと、内縁関係にあった朴たつひろさんが、放火や殺人の罪に問われ、無期懲役が確定しましたが、先週、今後始まるやり直しの裁判では、検察が新たに出せる有力な証拠はなく、2人に無罪が言い渡される公算が大きくなっています。

11人のうち5人は、各地の教育委員会がどの教科書を使うか決めるときに、意見を述べていました。 文部科学省は三省堂の社長を呼んで、教科書採択の公正性や透明性に疑念を生じさせる不適切な行為だとして、公文書による指導を行いました。 文部科学省は、参加した教員の側の認識にも問題があったとして、全国の教育委員会に対し、教科書採択の公正性と透明性を確保するよう、緊急に通知しました。 世界各地は平和を意味する国連のシンボルカラー青に照らされました。

さっき南沙諸島、英語名・スプラトリー諸島の話ありましたが、実際に紛争、緊張してる所、入ってません。 ね、よくニュースになる、直接紛争を止める組織が、よく聞くこれです。 で、安保理、安保理っていいますが、これ、特徴がありましてね、2つあります。 まず一つは、193、国連には入ってますが、安保理に参加できる国は、15の国だけです。 なんだったら、安保理の会場に来て、直接話し合っていただいてもいいんですよ。

アサド大統領のいる政府側と、その政府に反している勢力が内戦をしてたら、過激派組織ISが入ってきて、三つどもえの大内戦になっている。 世界の平和の中でも特に、前世紀2回にわたって、ごんごに絶する悲哀を人類に与えた、世界戦争から、将来の世代を救いましょう、それが国連の目的です。

実際、川端さんはもと国連の職員でいらして、安全保障理事会でも仕事なさってて、拒否権があるせいで、もどかしい!とか、そういうことはなかったんですか?いくつもありました。 単に非難決議を採択する、単に何々、戦争をしてはいけませんよということだけであれば、国連総会でできるんです。 ごめんなさい、PKOってなんですか?PKOっていうのは国連平和維持活動のことです。

ただ、考えてみればね、この70年間、本当に国連がずっと機能してきたかっていうと、当時はアメリカとソビエトという国が常任理事国どうしで拒否権をできることはいっぱいありますよね。 あと国連っていうと、世界を救う唯一のヒーローみたいに、特に日本だと思われがちなんですが、実は国連は当然万能なわけではなく、国連以外の市民社会だったり、民間の企業だったり、各国の政府と役割分担をしないと、当然国連一つだけで、すべて問題解決できるわけではないんですよね。

そうですね、地元で、仕事がなくて、武装勢力に参加してしまうような若者とか、国が再建するために不可欠な女性が経済活動にきちんと参加できるように、今まで働く機会がなかった、そういう人たちに、就業の機会を提供することで、仕入れ値と売り値の計算をきちんとしないので、結局、気付いたら赤字状態なのを気付かずに生活苦で辞めてしまったりとおる選挙運動をして、選挙は終わって8年たつんだけど、今でもスラム街では、民族どうしがいつぶつかってもおかしくない、とげとげしい関係になってる場所もあるんだそうです。

紛争が起きてから、なんで止めないんだ、国連!もともとそこで活動してる強みを生かして、活動しているんですが、同じ難民に対して、キャンプごとに違う支援金を提供していたり、支援物資の金額が違ったりすると、争いが起きるので、そこの基準を統一するように、国連が調整したりとか、そういった機能は国連はもう十分に果たしているんですよね。