試合時間10分の3本勝負。 正代選手がちょっと様子を見ているというようなよかったかなと。 あれ、見ていたら恐らく1本竹下選手のことを言う。 両者1本なく時間無制限の1本勝負に入ります。 正代選手がちょっとここで右足と左足が平行にそろうんですよね、足が。 そのときに打たれる場合が多いですね、正代選手は。 要するに攻めているなというイメージがあるんですがただ正代選手の場合爆発力のある打突、一発があるので一気に逆転するような状況になることもあると思いますね。
正代選手の打ちを外してますね。 正代が打てる距離から竹下が離れているわけですね。 タイミングはジャストタイミングということで。 竹下選手。 あそこも無防備ですね少しね、正代選手が。 正代が何度か小手にいく動きが目立ってきました。 東京の正代と大分の竹下。 やはり右足を少し引きますので両足がそろうような形に何度か、正代がなっているのが分かります。 竹下選手は勝機を見出すためにはあそこのところ、もう1つ面にいったほうがいいですね。 トータル20分戦っています正代と竹下。
神奈川の勝見と佐賀の笹川の準々決勝、第4試合。 笹川選手も元強化選手ですからね。 なんといっても所属する佐賀県警が直前の警察大会団体戦で準優勝しましたね。 出るところは出る守るところは守ると徹底してやっていますので一方、小手から返して面にいったのが勝見なんですが神奈川県警。 勝見選手の特徴というか面の軌道で入って小手のほうに変化するというのが非常にうまいですのでそれが、うまく使えているなという感じがします。 笹川選手は打突というか打ちが強いんですね。
笹川選手も落ち着いてますね。 笹川選手も察知していたと思いますね。 勝見選手も察知していかなかったです。 笹川選手は今の出てきたら返そうと思って返し胴、打とうかなという体勢でしたね。 細かく笹川選手も入っています。 勝見選手は。 これは恐らく残り時間も考えての勝見に対してですね反則かいくかどうかですね。 笹川もよく攻めましたがその入ってくるところ出ばなをとらえまして勝見、持ち味を発揮しての準決勝進出です。
実は、腕にけがもあってあの世界選手権後に苦労があった勝見ですが見事に初めてのベスト4進出を決めました。 では、総合テレビでご覧いただけませんでした準々決勝の2試合まず熊本の西村が北海道の安藤を破った試合をご覧いただきます。 かなり年齢差もあるんですが今年の世界選手権5月の日本代表として活躍した2人ということもあってよく会話を交わしているようですけれどもね。
西村選手は裏からで。 これでは西村選手竹刀を巻いたり払ったりすることはできませんのでね。 ただ面の打つポイントというのは梅ヶ谷選手が結構、持っているかなという私自身は稽古やったときにそういうふうに感じましたね。 西村選手が反応しなかったら面を打たれる可能性はありますよね。 かなり梅ヶ谷の試合ぶりを見ていると構えあったところから中に入る感じもありますが逆に入る前に思い切った飛び込み面も手元が上がったところ小手を打つのが狙い目でしょうね西村選手にしたら。
瞬間的に裏交差になってそこから崩して技を出す状態なら大丈夫なんですがあれが長く続けば反則とられてもおかしくない反則をとったんじゃないですかね。 1本勝負に近い状況になってきました。 両者1本なく時間無制限の1本勝負延長戦に入ります。 決勝進出をかけたこの準決勝の第1試合。 決勝進出。 最後の場面は西村が攻めていったところで体当たり。 梅ヶ谷、中央大学2年生準決勝で敗退。 西村が初めての決勝進出。 西村は初めての決勝進出です。
2年ぶりにこの全日本に戻ってきて初めての準決勝進出。 決勝で西村と対戦するのは竹下か勝見かというこの準決勝の第2試合です。 勝見はしかし、その決勝戦で2人目に出た次鋒で自分が敗れたことこの悔しさ勝見の狙いは一貫しているような感じに見えますね。 神奈川県勢としては高鍋進さんが今大会で連覇をしましたけども決勝戦ではないでしょうか。 強化選手の中からこうして準決勝、決勝上がってきてくれたということはやっぱり本当に期待の持てる決勝戦になるんじゃないかなと思いますね。
太田さん、一方、勝見選手は決勝までの時間が短いということもあって硬い表情を崩しませんでした。 今、宮崎史裕監督高鍋進コーチ、宮崎正裕さん神奈川県の指導陣に囲まれている勝見ですが高鍋進さん以来の神奈川県勢の優勝なるかという勝見です。 一方、白の勝見はこうして西村が入ってくるところ逆に入り返して面、あるいは小手をこれまで決めてきました。 西村が、ああして下から小手にくるタイプだけに勝見としては入りばなを狙うというのは、少し怖い気持ちになったりしませんか。
ちょうど世界大会のときも勝見選手やられたときにああいう形になりましたよね。 やはり、打たれたときというのは勝見選手面を打たれてますので。 勝見選手のときは最初から面狙いだったんでしょうね。 初優勝、熊本西村英久選手です。 もともと自分自身ではそんなに力を持っていると思っていないので本当に今まで教えてくださった先生方のおかげでここまでこれたと思いますしまた、私の周りにいるいろんな人が支えてくれたからこそちょうど、上の人たちとのつながりの中で非常にチームのムードメーカーというようなイメージがありましたからね。