新天地に挑んだ日本人~日本・ブラジル120年〜

戻る
【スポンサーリンク】
22:00:26▶

この番組のまとめ

なんと今 ブラジルでは日系人が絶大な評価を得ているんです。 日系人のルーツは かつてブラジルに渡っていった移民たち。 ブラジル社会で高い評価を受けた日系人たちは 今や政界や経済界そして 芸能界でも大活躍。 その日系人は 戦前の移民でブラジルの国民的芸術家となった…一体 どんな人物なのか。 120年という時を経て日系人は いかに ブラジルで高い評価を獲得してきたのか。 日系人活躍の秘密を探るのは…30歳で大学に通い直し神道や「古事記」を学んで日本人のルーツを探ってきました。

当初は 奴隷同然の労働者でしかなかった 日系移民。 奴隷同然の生活から逃れようとブラジルの奥地に広がっていた未開のジャングルを 借金をして購入。 大けがや死亡事故が続出しマラリアに苦しみながらも日系移民たちは自立した農家を目指しました。 僕にとって過酷なイメージしかなかった移民がなぜ ブラジルの大地に根づき大きな成功を収めていったのか。 こうして日系移民はブラジルに それまでなかった野菜や果物を次々もたらしていきます。

その発端となったのは当時 多くの日系人たちがブラジルで報じられた日本の敗戦を信じられずデマだと考えた事でした。 でも 取材を続けてみると日系人の全員が敗戦を信じなかった訳ではなく大竹富江は正しい情報をつかんでいました。 ブラジル芸術界で知られるようになった富江は更に ブラジル社会に深く飛び込む事で国民的芸術家にまで上り詰めていきます。 ブラジル社会に深く飛び込む事を目指した大竹富江。 国民的芸術家の死にブラジル大統領が贈った追悼の言葉です。