花燃ゆ(45)「二人の夜」

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この番組のまとめ

いかがお過ごしでいらっしゃいますか?私は今生糸作りに励んでおります。 群馬の生糸は世界中で その品質の高さが認められていたが粗悪品がまざり価格が下がり始めていた。 楫取は粗悪品の対策に乗り出していた。 上質な生糸は端から端まで 同じ細さです。 粗悪品は 巻き始めと巻き終わりの両端だけは細くって きれいですが中は 質の悪い繭で太く 雑によられています。 誰も 粗悪品と気付かんかったんか?その… 気付いてはいるんですが少しでも量を増やして利益を…。 じゃが そねな事をしていては群馬の生糸の価値は下がる。

この男 船津伝次平。 そのころ明治10年に始まった西南戦争は西郷率いる薩摩軍が徹底抗戦を続けていた。 あの人は 政府での立場と長州の侍であった自分との間で回想お前にもロンドンの街を見せてやりたい。 百姓は 野菜が育たなくなると氏神様にお参りに行く。 今日は起きても大丈夫なんですか?あの人が 母上の代わりに今 父上のお世話をしておるなどと…。 楫取は 民間の製糸工場を営む星野のもとを訪れた。 生糸は生産者が仲買人に売りその仲買人は問屋を通して横浜に売ります。

久米次郎。 あなたの父上は残された人間として懸命に 国づくりをこの群馬からしておると私は思います。 久米次郎…。 久米次郎! 久米次…。 久米次郎!価格を安定させるためには生糸の品質を 少しでもよくしなければならないんです。 今 建設中の共同揚返場でちゃんと 品質を管理します。 群馬の生糸にはこの土地の… そして日本の未来が懸かってるんです!皆で力を合わせていかなければ道は開けません!いんですか?何が?この群馬の生糸がバカにされたまんまで。