おふじ様どういう事でしょうか？おふじの ひと言から佐吉が 葵の亡骸を目の当たりにするはめになったと知った 平四郎は葵殺しを探り直すため定町廻り同心 佐伯錠之介へのもてなしを お徳に頼む事にした頼む お徳！そんな頃…しゃんと 背筋 伸ばして戦うんだ！葵が 下働きのお六に付きまとっていた孫八という男を子盗り鬼騒動を利用してさんざんに痛めつけた事を知るうわ～！この人殺しの血をささげたまえ！ならば 食らってやる！ギャ～！ やだ！子盗り鬼～！ギャ～！子盗り鬼〜！おっ…！ おっ…！ ギャ～！何のために道場で剣術を習っ
お話の途中ですが私 失礼致します。 それでは 失礼致します。 その２日後定町廻り同心 佐伯錠之介をもてなす日が来たじいさん 盗っ人だ！あ…？ う…？ 盗っ人 どこだ～！？ハハハ…！お前か～！違う違う 違う違う！違う違う 違う違う…！じいさん。 親分！ 大変だ！ 大変だ！ 親分！何でえ 何でえ どうしたい？えっと…！ あの…！おはつ坊はきちんとした子だ。 親分！おう 杢太郎。
それは芋洗坂辺りの土地柄ですかな。 しかし 下手人を捜すのは難しいでしょう。 …と言われるという事は失礼ですが 佐伯殿も佐吉が下手人とは思ってはおられなかった？私より 湊屋が難物。 あっしは 政五郎親分のところにやっかいになってる身でござんす。 うん？佐伯様は どう仰せでしたか？私は それを伺うために朝早くから 参ったのです。 湊屋が一番の難物だろうと言ったよ。 佐伯様も お役人ですからそう思って当然です。
ですから葵さんに深い恨みを持つ人物が下手人であるならばもっと その場は荒れていたはずです。 そんな敵なら 湊屋さんが佐吉さんを身代わりにしてまでかばうでしょうか？あっ じゃあ あれだ。 湊屋は やっぱり誰かを かばってんじゃなくて佐吉を下手人だと思ってんじゃねえか？はあ… 堂々巡りだなこれじゃ もう…。 湊屋総右衛門に会ってみるか。 葵さんが亡くなった家を使ったらいかがですか？葵の死んだ座敷で湊屋総右衛門とご対面といくか。 屋根船は借りないのですか？何で 俺が湊屋におごらにゃならん？フフッ。