今村さん、フランスの人たちはISに狙われたということで外出もできないくらい不安に感じていると思うんですがいかがですか。 フランスの新聞フィガロ紙は、テロ現場で犠牲者が横たわっている写真を一面に掲げて、パリ中心での戦争という見出しをつけて事件を大きく報じています。 男たちは映像の中で、フランスのシリアでの空爆に反発する姿勢を示しています。 ここはフランスと同じことをする国は、標的のリストにあるという意味です。
特にフランスにはイスラム教徒の移民が多くて、差別や格差で社会に不満を感じてISに共鳴する若者が大勢シリアに渡っているんです。 こうした若者がシリアでISの訓練を受けてフランスに戻ったとしたらそうしたテロのノウハウを運んできたことになるわけです。 また先週この番組で解説しましたとおり、長い歴史とノウハウを持ち組織力があるアルカイダがISに連携を呼びかけていて、それが成功すれば今回のようなテロが起きる可能性アルカイダもいろんな国に拠点がありますからね。
今回の選挙も、事実上スー・チーさんと軍の影響力の強い現政権との対決。 たとえ選挙で選ばれた議会全員が賛成したって、4分の1を軍人が占めてたら憲法なんか変えられっこないだろ?おまけに、緊急のときは軍が全権掌握できるってなことまで書いてある。 今のところ軍は選挙結果を受け入れただ気になるのは憲法の制約で大統領になれないスー・チーさんがどうやって国を率いるかです。