NHKスペシャル 東日本大震災「追跡 原発事故のゴミ」

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この番組のまとめ

原発事故のゴミはどこに どれだけありそこで 何が起きているのか。 今回 NHKは 自治体に大規模なアンケートを実施しました。 東京電力福島第一原子力発電所から南に10キロ離れた福島県富岡町に来ています。 29年前のチェルノブイリの原発事故でもありませんでした。 空き地や田畑から 放射性物質に汚染されたゴミの一部が流出。 今回 NHKは 東日本の528の市町村に アンケートを実施。 更に 情報公開請求も行い初めて 原発事故のゴミの全体像を浮かび上がらせました。

一方で 復興のためには中間貯蔵施設が必要だという事情も分かるといいます。 日々 全国の地権者を訪ね歩く環境省の職員たち。 当面の保管場所である中間貯蔵施設の建設すら進まない現実。 中間貯蔵施設の建設予定地に来ています。 国は 16平方キロメートルという広大な土地を確保し除染した土壌などの保管場所にする計画です。 しかし「中間」という名称が示すようにあくまでも一時的な保管場所でしかなく最終的に どこに運び出すのかは決まっていません。 8,000ベクレルという指定廃棄物の基準。

本来 濃度の薄かった下水が思いも寄らぬ形で8,000ベクレルを超える指定廃棄物に変わっていました。 こうした指定廃棄物は まとめて処分する場所がないため現場で管理せざるをえない状況です。 指定廃棄物をどこで処分するのか。 処分場が出来万が一 放射性物質が漏れるような事があれば今の生活は 成り立たなくなると懸念しています。 その一つ 栃木県で処分場の候補地となった塩谷町です。 去年 町の総意として指定廃棄物は 県の外に出しそこで管理するべきだという要望書をまとめ国に提出しました。