木曜時代劇 ぼんくら2(6)「ただよう香り」

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この番組のまとめ

葵殺しの下手人とにらんだおふじが乱心していたと知った平四郎。 下手人が 見知った おはつを狙ったのではないかとにらんだ弓之助は本所深川方はお役人も十手持ちもそろって子ども好きでいなさるようだね。 杢太郎さんが手習いに通うのはおはつに張り付くためじゃねえんで?言ったろ。 下手人は 甥の大工。 八助親分とこの杢太郎さんで。 あっしは本所元町の政五郎って者で。 もちろん八助親分の許しは得てる。

杢太郎の親分さんがいますから。 杢太郎さんを迎えに来ただけなのにずうずうしくて 相すみません。 杢太郎の親分さんだけの秘密にしといてほしいんです。 えっ…?一方 そのころ平四郎たちは お徳が作った仕出しの弁当を手に川崎にある湊屋の別邸へ下働きの孫八の様子を見に来ていたこれは 見事な…。 孫八とは葵のところで働く女中 お六に付きまとった男であり江戸から おいでになった八丁堀の旦那だ。 幻術一座の子盗り鬼を見てああなっちまったのか。

それで 宗一郎様の事ですが。 宗一郎が母親である おふじの気がふれたもとが葵にあると知っていたなら総右衛門の鼻を明かすために葵殺しを仕掛けても不思議はねえと俺は思ってるよ。 手前も父や この久兵衛からも井筒様のお話はよく伺っておりましたので一度 ご挨拶をさせて頂きたいと久兵衛にせがみました。 それまで あれこれと湊屋の身代の事を久兵衛から聞かされていたのですがそうなると もう…身代の事を案じるのはあさましく 意地汚い事のように思えたのです。

旦那様のお子じゃないんだよ。 それは 旦那様も ご存じの事。 旦那様は お前に跡取りに据えるとおっしゃってるけど先は分からない。 お前が幼い時から 旦那様はお前に冷たかったはずだ。 2年前久兵衛が辞めたあとの長屋に佐吉が差配人となった時手前は…で? 何か分かったのかい?そんな母の姿を見るにつけ一から 新しくやり直した方がいいと思うようになったのです。 それで久兵衛に その事を伝えた折井筒様に手前の出自を相談したと。