エアレース世界選手権2015「第8戦 in ラスベガス」

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この番組のまとめ

ここで 年間チャンピオンの行方はボノム選手とホール選手2人に絞られてまいりました。 第7戦のアメリカ・フォートワースではホール選手の成績いかんでは最終戦を残してボノム選手の年間優勝が決まってしまうというギリギリの戦いが行われました。 その年間チャンピオンの行方ポイントランキングを見てみましょう。 今回 ボノム選手がファイナル4に進出した時点で年間優勝が決定!そうですね。

あのセットアップ 非常にいい面白いセットアップになってて安全に いいセットアップになってると思います。 本当に フライトも 今日は かなりまとまって いい感じでしたし機体のセットアップも 非常にいい形でまとまってたので本当に 今日はいいパッケージでできたと思います。

そして ラウンド オブ 14の組み合わせなんですがかなり気になるところでありますけれども室屋選手は 一体 誰とぶつかったのかといいますと14番手に位置しますナイジェル・ラム選手。 室屋選手は なんとマット・ホール選手が嫌っていたラム選手との対戦であります。 実は ピーター・ベゼネイ選手かなり いいタイムを出してきてはいるんで ペナルティがなければ マット・ホール選手もかなり きつくなってくるのかなっていうところがありますね。

これ 風がある中で50秒切ってくると ドルダラーにプレッシャーなんじゃないですか?いや これは だいぶプレッシャーかかってますね。 そしてウイングフェンスを外した事によってロールのタイミングが 合うようになってきたみたいなんですよね。 小さいウイングフェンスじゃなくてレットがついてんじゃないですか?そうですね。 なかなか ピート・マクロード選手が前半戦は すごいステディーに飛べてたんですけど 後半戦うまく飛べてないのが非常に分かるような部分がありますよね。

さあ そんな中空のフライト教科書ではなく精密機械でもなく グーリアン まさにエアクリエーターといった雰囲気が漂っている男であります。 50秒切ってくると アルヒに対してプレッシャーかかると思うんですがどうでしょうか!?切ってきた! 49秒851。 今回 多くのファンの方々が詰め寄せてて グーリアン選手非常に燃えてます。 それとですね 不運が続いてるハンネス・アルヒ選手なんですけどなんと コックピットに 日本のお守りを今回 搭載してるんですよ。 まだ ファステストルーザーなんでグーリアン選手。

エアロバティック界のワールドチャンピオンですからね。 あ~っと パイロンヒット!痛いですね〜。 今のパイロンヒットもですねギリギリのラインを攻めるために入ってくラインなんですけども…ここですね。 やはり 風の影響とかをいろいろ考えながら入ってくとどうしてもパイロンヒットしやすくなりますよね。 さあ 来ました ミスター エアレース ボノム!パイロンヒットの このパイロンも立ち上がっていきました。 ボノム選手が 自身3度目の年間チャンピオンの座につくとそれは前人未到の快挙となります。

おっ インコレクトレベル!何となくギクシャクしてるなという感じがあったんですがやはりゲート4でインコレクトレベル食らってしまって2秒のペナルティ!これは厳しいですね。 あ~っと! パイロンヒット!来てしまった!切ってしまった!ゲート5でパイロンヒット3秒のペナルティは痛い!全然違いますよね風がある時とない時と。

ベゼネイのすばらしさっていうのはもちろん このエアレースの誕生に関わった事であるとかハンガリーで開発した機体にこだわって飛んでいたとかいろいろありますけども もちろん年間チャンピオンにもなってます。 今 解説やってるのも室屋選手がいてベゼネイ選手がいてって僕の中で すごく思ってるんで。 昨年の年間チャンピオン ナイジェル・ラムとそして 予選1位通過我らが室屋選手の激突!ナイジェル・ラム。

ゴースト 見て頂くと分かるんですけども室屋選手のターニング・マニューバなんですけど運動が一定のまま 失速がなくそのまま加速に移るというそして ホール ションカ ボノム アルヒイワノフ ドルダラー。 ラウンド オブ 14が終わったあとにかなりの雨が降ったのでさあ ラウンド オブ 8に勝ち残った選手たち今シーズン 5度目の ラウンド オブ 8という事になった訳なんですがこのフライト いかがでしたか?今回ですね予選 ともになんですけどもベンジャミン・フリーラブと話をしたんですけども…。

体に染みついている勘があります勝負勘!インスピレーションファイター! このドルダラーがどこまで 自分のテクニックを見せつけるか!お~っと! インコレクトレベルは ゲート10!頭を抱えた 50秒346!いや~ これは ドルダラー厳しいか!そうですね。 叫んでましたが さあ ニコラ・イワノフはどう飛ぶんだ?これもすばらしいスタートであります!ゲート2 3 シケインが3そして この4!ここ 気を付けなければいけない!ペナルティがあるんで余裕がありますよね。

ノーミスで このタイム 出てくればかなり ポール・ボノム選手にもプレッシャーが与えられますよね。 インタビューの中にもあったプレッシャーがないっていうところもあると思うんですけども でも実際 年間ワールドチャンピオンシリーズの中で3位のポジションもキープできるかどうかも懸かってるレースなので非常に いい感じで楽しく飛べてると思いますね。 さあ ボノムに対してプレッシャーになったかどうか。 マルティン・ションカ。 今回も ションカペナルティを背負っての戦いとなってしまいました。

ボノムが 先ほど 飛んでですね勝っていればその瞬間に年間チャンピオン 決定してたんですが飛べていないと。 ションカが5秒のペナルティをくれました。 さあ ペナルティだけは犯したくない。 このパイロンヒットとかしたくないですね。 5秒のアドバンテージはあるんですけどもマット・ホール選手確実にタイムを出してくるフライトをしていますよね。 この方が安全にパイロンヒットがないという事を自分の中に判断しましたね。 ラインを作りやすくセットアップに入りやすいようにしてパイロンヒットしないようにうまく飛んでますよね。

このタイムは どうですか?ノーペナルティのところの部分でやはり 室屋選手には プレッシャーがかかってるところでありますよね。 持ちタイム的には室屋選手の方が上ですよね。 室屋選手 攻めてますね。 1秒以上 グーリアンを置いてった!48秒817!すごい!すばらしいタイム!すばらしいですね!これは優勝が見えたか!?いや~!ラウンド オブ 8 グーリアンを蹴散らしてファイナル4進出であります!すばらしいタイムですね。 いや~ 乗れてますね 室屋選手。

ボノムが アルヒを破ってこれで ラウンド オブ 8を制してファイナル4に進んだという事は年間チャンピオンをゲット!決まりましたね。 ワールドチャンピオンタイトルをここで決めるという…。 ワールドチャンピオンを取ると。 熱の問題とか いろんな…今まで経験してない問題がいろいろ出てくるのが分かってきたので そこをかなり 対策をしてきたのでまあ 今回 ファイナル4でもいいレースができるとは思います。

風によって このトラックは2秒ぐらい変わってくるので風が弱ければ昨日の 多分 トラックレコードがかなり レコードに近いとこだと思いますけど恐らく トップ2辺りが もうちょっと詰めてくると思うのでまあ 昨日のタイム辺りが 最後のファイナルの戦いになると思いますね。 今回ですね チームのオリジナルラスベガスTシャツまで作ってかなり気合いが入ってるんですよ。 さあ このドルダラー自分を鼓舞して自分を乗らせて このコックピットに座ってるようなそんな雰囲気もあります。

禅の心を機体にも装着させました!さあ サムライパイロット いよいよここで トップを取るんです!初優勝 見えてまいりましたか?大チャンスであります!そうですね。 今期 一番 乗れてるのがこのラスベガスという事は翌年につながる すばらしいフライトだと思うんですよね。 これは 分かりませんね最後の最後まで!最後の最後まで分からないラスベガスは どっちのものだ!?どうだ ボノムか? ホールか?あ~っと!ホールだ!ホールが勝ちました!ボノムは 48秒968。

4位室屋 3位がドルダラー 2位ボノムそして 優勝はマット・ホール。 しかし 年間チャンピオンはポール・ボノム選手でした。 室屋選手 ちょっと残念でしたね。 ご覧のようにゴールドメダルはポール・ボノム 76ポイント。 マット・ホール 71ポイント。 そして ハンネス・アルヒが34ポイントで3位に食い込んでおります。 そして 室屋選手は6位です。 ルーキー以外の選手はみんなポイントがあるんですよね今回。 なので表彰台争い以外のところでもポイント ランキング争いは非常に面白かった年ですよね。