今日の主役は 三重県の…その辺が 的矢かきのいいところですね。 たたいて 削ってやっとかきが登場…と思ったら このかきをもう一度 海の中へ!どうして?今日は 三重県志摩半島の的矢かき。 三重県で? じゃ 的矢で絞ったらもっと?的矢っていうとその一部になっちゃうんですよね。 昭和3年からかきの養殖が始まり現在 33軒がかき養殖を営んでいます今回 訪ねたのは的矢で一番最初にかき養殖を始めた 養殖場ですすみません 佐藤さんっていらっしゃいますか。
佐藤さんは 出荷の1か月前に一度 引き上げある作業をしてから なんと再び海に戻して育てるんです何やら バキバキとたたき始めました。 佐藤さんは 1年間育てる「一年かき」として出荷しますが出荷時期は 10月下旬から3月までの およそ半年間でおよそ 150万個を一つ一つ。
的矢の養殖かきの稚貝の ほとんどはしかし その宮城種なんですが3年前の 東日本大震災で大きな被害を受けてしまいました。 かきの稚貝の仕入れですここで 稚貝を生産している…佐藤さんの養殖場に 稚貝を出荷して 40年以上になりますホタテの貝殻に 小さい黒いものが 分かりますか?これが かきの稚貝なんです黒くて しっかりと張り付いてるというのが 条件でそれが 健康で おいしいかきに育つと。
船も1艘 失いました佐藤さんは 震災後すぐに内海さんに 電話をして支援を申し出ましたがれきを撤去する 支援活動も行われましたこれからも 各地のかきの生産者にいい稚貝を提供して恩返しをしたいと考えていますやはり 震災の影響が本当に たくさんあったんだなっていうのがね。