NHKスペシャル 新・映像の世紀「第2集 グレートファミリー 新たな支配者」

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この番組のまとめ

フィルムには 19世紀末に現れた一人の企業家がロックフェラーは 誰よりも早く新しいエネルギー源 石油に目をつけ石炭で動いていた世界を一変させた。 連合国を勝利に導いたアメリカはその圧倒的な経済力と工業力で世界のリーダーに躍り出た。 アメリカ大統領 ウィルソンを人々は 熱狂的に歓迎した。 しかし 指導力を発揮したのはアメリカの一介の銀行家 モルガンだった。 空前の好景気に沸くアメリカを目指して世界中からマネーと人が流れ込んでいた。

自社製品こそが世界標準と銘打ち設立した会社をスタンダード石油と名付けた。 スタンダード石油は全米の石油産業の90%を支配石油の富を独占した。 ロックフェラー家所有のコロラドの炭鉱会社では9,000人の労働者がストライキを起こした。 もはや 世界はロックフェラーの石油なしには動かなくなっていた。 ユダヤ人移民の中に 後に世界的な化粧品会社を興す事になるマックス・ファクターもいた。 ロシアにあった世界最大のユダヤ人コミュニティーが新たな映画会社を設立した。

石油王 ジョン・ロックフェラーは70歳を過ぎ当主の座を息子のロックフェラー ジュニアに譲っていた。 有り余る富で設立した慈善団体ロックフェラー財団の活動が資本主義伝道の手段となった。 ロックフェラー家2代目 ジュニアは史上初めて 生活必需品以外のものを買える社会が到来した。 石油王 ロックフェラーは絶望する人々に向けてメッセージを発した。 社会主義国家 ソビエトは順調な計画経済を高らかにうたい上げ欲にまみれた資本主義をあざ笑った。