スタジオパークからこんにちは 野口健

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この番組のまとめ

そんな野口さん実はNHK9日放送の「ザ・プロファイラー」という番組にご出演でございます。 野口さん自身が山に登るきっかけとなった冒険家の植村直己さんですね。 野口健さんは1973年アメリカのボストン生まれ。 後ろがピラミッドなんですけど水着の人がいるんですよね。 ピラミッドのうしろに近くにホテルがあってそこにプールがあるんです。 こんなところ、ピラミッドの前のこんな写真見たことないです。 野口さんがピラミッドにマッチしている。

そうしたらそこで初めて日本人としてエベレストに初めて登った方とか世界で初めて五大陸の最高峰を登ったということを知るわけです。 そういうことよりも植村直己さんご自身が落ちこぼれだということでコンプレックスがあって日本を飛び出してこつこつやっている延長線上に結果として日本人初とか世界初につながるんです。 停学になって落ちこぼれのときじゃないですか、高校生のときですからどこかでばかにされていたし俺はキリマンジャロを登ったぞという気持ちが強かったです。

人がエベレストに行く前に無理しないでねと言うんですけれども無理しないでも登れるんだったらみんな登ることができるんです。 山頂直下で無理はしていい無理というのもあります。 それが山頂直下で行っていいのかな、いけないのかなと思いながら1時間くらいじっとしていたら体温が落ちてしまって目をつむってたらふっと迎えがくるんですよ。 だって最終キャンプから十何時間かけて真っ暗闇のほうヘッドランプの光を頼りに登るじゃないですか。

ベースキャンプから登ってそのときにリラックスするというのを大事にしていると。 ベースキャンプでたまに下りて休むんですけれどもそのときにいかにほっとするかが大事です。 私は和歌山県で日本酒を造る杜氏の仕事をさせていただいており大の山好きです。 ここで質問ですがヒマラヤという標高の高いところで飲む日本酒の味はどうですか?またヒマラヤで飲みたくなるお酒のタイプはどんなお酒ですか。 そうやってベースキャンプでリラックスしてるんですね。

エベレストにごみが多いなと思ったら、お前ら日本人はヒマラヤをマウントフジにするのかと言われたんです。 エベレストのベースキャンプで散乱していたごみがあったんです。 というのを外国人の方がお前ら日本人はさんざんエベレスト汚しと言われたときにヒマラヤをマウントフジのようにするのかと言われて意味が分からなくてどういうことですかといったら富士山が世界で最も汚いと聞いているぞというので僕は富士山のごみを見たことがないので何回も行っているけど僕らは冬しか行かないんです12月、1月、2月3月はヒマラヤですからね。

ちょうど南極に縦断に行ったときにフォークランド戦争が起きたんです、アルゼンチンのサポートに入っていたときに戦争になって中断になったんです。 南極に行きたい、もう一度糸口を作りたいということでアメリカで何か1つやって精神状態が保てるわけがないんですよ。 アップダウンがあって山頂に向かうときアタックのときのタイミングで気持ちがぐっとなっているときと重なってしまうと遭難しやすいんです。

僕にできることはそういうことかなと思っていろんな現場をA面、B面表から見たらきれいな富士山樹海の中はごみだらけ。 急にあした山に行くよとか夏休みはよし、アフリカ行こうとか急に言いだすのでそのときに入っていた友達と遊ぶとかキャンプとかの予定を全部キャンセルしないといけなくなっちゃうのでそういうのは前もって言ってもらいたい。 以前野口さんが息子の通う高校に講演に来てくださったことがあります。 精神的に?精神的にも肉体的にも全部ですよ。 登山家だって女性のほうが強いですよ。