週刊 ニュース深読み「市民は何ができるのか? パリ同時テロから考える」

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この番組のまとめ

目指すのは、地球と火星の間にある小惑星Ryuguです。 将来のはやぶさは、皆さんご存じのとおり、小惑星行きましたけども、これ、やっぱり日本の宇宙技術にとって、一つの大きな新領域を開拓した、今まで日本の宇宙分野は、欧米やロシアがやってきたことの後追いをやってきたわけですけれども、はやぶさは欧米やロシアでできなかったことを成し遂げた。

地球温暖化対策の新たな枠組み作りに合意できるのか。 ていない発展途上国の排出量が急増して、先進国を上回るようになったんです。 このため、アメリカや途上国を含めた、世界全体で取り組む新たな枠組みの必要性が高まっているんです。 ただ、これまでの会議では、先ほどもありました、途上国にも削減を求めたい先進国と、先進国により大きな負担を求める途上国の対立などで、合意には至っていないというのが現状なんです。

ただ、削減目標を巡っても、先進国と発展途上国で実行のプロセスをどこまで差をつけるのかや、先進国が途上国への資金支援を、どこまで行うのかなどについて、多くの争点で対立は残されたままです。 実務者レベルの交渉は、多くの対立点を先送りして、日本時間の今夜、終わる見通しです。 こちら、大気汚染物質のPM2.5です。 今週の月曜日と火曜日、北京では高い濃度のPM2.5を観測し、市民生活にも影響が出ました。

熊谷ディレクターはですね、この容疑者たちに関して、まず取材に入ったんですよ。 彼が、テロの数週間前に会ったという知人は、いまだに彼がテロリストのわけがないと、彼はそんなことをしてるわけがない、信じられないということを言っているんです。 結局少しでも何か変化というのを外から入り込んできたんじゃなくて、そこに住んでる人が、ある日突然、テロリストになってたということですよね?そうですね。

そうですね、実際、彼だけではなくて、この地域というのは、4割以上、およそ5割近く、2人に1人の若者が、実際仕事に就けていないという状況で、かなりの若者が、この仕事に対して、就職に対しての差別、偏見を感じていると言っていますね。 となると、周りの人から分からない、気付かれないうちに、この人は、自分の居場所はここじゃない、ヨーロッパは敵である、ISこそ自分の居場所だという形で、戦闘員になっている人たちがいる。

でも服装はね、こう、一種普通ですが、心の中はですよ、自分の居場所はここじゃない、Iホーム・グロウン・テロリスト。 熊谷ディレクターはこの過激派組織ISの戦闘員になった息子を持つ親にも、取材をしてきています。 息子が3年前にISの戦闘員になりました。 実際、この彼女の息子は、移民2世で、小さいころからかなりの差別を受けていて、実際、仕事にも就けないでいました。 ISの戦闘員になった息子の姿を、動画サイトで初めて見ました。

イスラム系の移民社会には浪岡さんがお詳しいです。 今、移民というふうにお話しましたけど、彼らの2世や3世というのは、フランス国籍を要するに持っていますから、移民というか、外国人ではなくてですね。 まさに彼らが移民と呼ばれて、彼らがその居住区が移民街と呼ばれることは一般的なんですけれども、そのこと自体がまさに差別の根深さを物語っているというところがあると思うんですね。 ISっていうのは、ようは、イスラム教徒というのは、世界中で抑圧されてるんだということを言っているわけですね。

つまりヨーロッパは非常に人権とかリベラルの価値が強いところですけど、イスラムというのは、なんとなく女性蔑視であるとか、そういったイメージが一般にあるので、別に暴力的ではないイスラムも含めて、いっしょくたに治安とっと理由は別というふうに考えるべきで、やはり個人的な例えば恋愛とか結婚とか、もしくは就職とか、そういった自分がしょうらい迷ったり、うちの学生なんかも、よくそういうふうに迷ってる人たち、いっぱいいるんですけれども、そういった迷いの中で、明確なビジョンとか、こういうふうにやったらいいんだよとか、こんなふ

日本国内でも差別意識のある人たちが集まってテロを起こす可能性はある。 日本でテロが起こる可能性というのは、どう見てらっしゃいますか?確かにISは、日本をテロの標的だというふうに、何度も名指しをしています。 確かに日本は、いわゆるISに対する有志国連合の一つには入っているんですね。 しかしながら、実は、これから日本では、大規模な国際的なイベントがめじろ押しです。 2020年には東京オリンピック・パラリンピックですね。

この意味は、恐怖におびえて家に閉じこもるんじゃなくて、もうテロリストに、閉じこもってたら思うつぼになってしまう。 ネット上のフェイスブックに載っていることばなんですけれども、このことば、市民どうしの壁を取り払おうという意味合いが込められていて、書いたのはこちらの方です。 その3日後にですね、このメッセージを、テロリストに向けてレリスさん、書いたんです。

1990年代にアパルトヘイトという人種隔離政策が終わって、黒人が今度は国を支配していった。 今のお話、全くおっしゃるとおりなんですが、アパルトヘイトだと白人と黒人で、そういった上下関係が明確にあるわけですよね。 ただ、フランス、ヨーロッパにおいては、そういった関係はなくて、確かに今回、暴力行為を行ったのは、ムスリム系の移民出身者ではあるんですが、それはフランスだけで500万人ぐらいいわれるという中の、もう本当に極めて僅かな人たち。