上空400kmを飛行する…15か国が協力して造った人類史上最大の宇宙基地です。 ISSで私が仕事ができるっていうのは…宇宙開発の超大国アメリカとロシアが次々と輸送に失敗。 宇宙と地球をつないだ40分間の交信。 油井さんが、どんな思いを胸に宇宙にいるのかどうしても知りたい。 油井宇宙飛行士の142日間。 油井さんにインタビューするため私たちがやってきたのは筑波宇宙センターです。 いよいよ宇宙にいる油井さんへのインタビューが始まります。 油井さんがいるISSは400km上空。
宇宙から見ると非常に小さくて非常にかわいらしいというか大切にしなければいけないものっていう感じがしてその感動を、なんとか皆さんに伝えられないかなっていうところで、写真に撮ってことばではなかなか表せないところを写真に撮って送ろうというふうに思ったんですけどそれで、なんか写真を…愛を持ちながら撮るっていったらあれなんですけどそういう形で一生懸命、撮ってます。
7年前、1年をかけて行われた宇宙飛行士の選抜試験です。 本当にですね、宇宙飛行士の仕事っていうのは目立ちますけども…思いやりを持ちながらですねやっぱり仕事をするようにしています。 去年10月以降宇宙開発の超大国アメリカとロシアの補給船が相次いでミッションに失敗。
ISSと筑波の間をつなぐのはNASAにいる若田光一さんです。 「こうのとり」を油井さんがキャプチャーするところで日本の管制官が、チームがそれをコントロールしていてまあ、NASAでは若田さんが、それを対応して…ミッションが完了した成功したっていうときのその手応えというかその瞬間っていうのはどんな感じだったんですか?やっぱり、まずはほっとしましたね。
その辺は宇宙飛行士ならではの発言に聞こえますね。 日本の実験施設「きぼう」が完成したころからは日本人宇宙飛行士の長期滞在が続きます。 率直に聞きますが日本の、このISSへの参加意義というものも今、盛んに議論が行われていますがこういうことを油井さんはどう思いますか?何か訴えることって…。 私自身実は大きな夢がありまして日本には、やっぱり…生まれているわけで…その中でISSの新たな価値が見いだされています。 日本人宇宙飛行士のグループ長を務める野口聡一さんです。
一緒にごはん食べようとかいってね私が声をかけて…油井さんもアメリカやロシアの宇宙飛行士たちと5か月を過ごしました。 油井さんと一緒に選ばれた新世代の宇宙飛行士たちに期待がかかっています。 日本人宇宙飛行士だけじゃなくて宇宙開発って…そういう意識も自分たちの中で強くて先輩たちは、もちろんすごいですけども先輩たちに負けてはおられないと。