スタジオに入ってきたのは嵐の二宮和也さん。 まさに…そして もう一人は映画界の巨匠 山田洋次監督。 お~い 待ってくれね!今回のトークのきっかけは 今年二宮さんが出演した映画でした。 長崎の原爆をテーマにした山田監督の最新作。 山田監督は 自らも体験した戦争の時代の暮らしや社会状況を丁寧に描いていきました。 その息子役が 二宮和也さん。 これが 83本目の作品となる山田洋次監督。 少年時代 長崎で被爆した美輪明宏さん。 84歳の山田監督と80歳の美輪さん。
同じ飾出身の二宮さんにとって山田監督は 神様みたいな人。 「進駐軍」って言いません?70年前 戦争に負けた日本を占領していたのが当時は 進駐軍のキャンプでアメリカ兵を相手に歌っていたそうです。 そういう時に 監督なんかは今回 この70年っていう年にこの映画を選んだわけじゃないですか。 で この国はそういう 70年前にそういう 長い歴史の中でも際立って この20世紀ってのはね日本人が忘れちゃいけない時代だって事を。
「バイオリン」を何と言ったと思います?「『バイオリン』は いけない」って言うんですよ。 僕が頂いた 浩二っていう役は竹内浩三さんっていう方がモデルになって肉がついていくんですけど。 最初に 竹内浩三って僕が言ったのはこの子は とにかく笑う事が好きで人を笑わせるのが大好きで彼は 彼の個性を奪えないっていうかなこの いたずら好きなねひょうきんな。
その事を含めて もちろん戦争の悲惨さというのもさんざん言う事たくさん あるけどもそれを含めてねそうか 原爆が落ちるってのは一人の市民にとってそういう事なんだ。 しかも一人の市民たって美輪さんは ともかく辛うじて生き残ってる人だ。 美輪さんの話を聞いてるとものすごく力強くイメージが伝わってくるっていう事はねそれはね やっぱり美輪さんが表現者だからだなと思うんだよね。
今から 70年前の1945年8月15日戦争が終わりました。 戦後の あの時代の生活はとても つらかったけどもこれから 良くなる一方じゃないかと思ってた。 しかも 民主主義というまだ よく分からないけども新しいアメリカの アメリカの新しいシステムでこの国は変わっていくんだと。 今まで戦争していた相手のシステムを学んでね。 そう!いい映画を見たいというそういう気持ちも 同じように強かったんじゃないですか?だからね… ところが アメリカのものが どっと入ってきたの。