今週火曜日、政府の関係閣僚会議で、2組の企業グループが出していた案のうち、こちらのデザインの採用が決まりました。 隈研吾さんがデザインした新国立競技場。 隈さんのデザインが上回ったのは、事業費の縮減や工期短縮など、4項目にとどまりましたが、全体では、8点差で隈さんのデザインが上回りました。 最近は、津波で大きな被害を受けた、宮城県南三陸町の復興に向け、町のグランドデザインの検討などにも携わっています。
建築が目立つ、いけいけの時代ではなくて、調和、景観とかですね、あるいはいろんなエネルギーの点でも調和が一番大事な時代になっていますので、そういう時代に合ったようなものを作りたいと思いました。 オリンピック・パラリンピックの会場ですから、やはりここがっていうね、なんか存在感を求めてしまいがちですけれども、そうではない?そうですね。 それは、調和の時代、環境の時代なんで、そういう時代の精神を象徴するようなものにしたいっていうふうに考えたんです。
その前のデザインを担当したザハ・ハディド氏の事務所はですね、座席の配置などが、自分たちのデザインと驚くほど似ているなどとしています。 それからパネル化して、工場でパネルにして持ってくるので、工期も短くできるので、そういうのを全部検証して、できることを確認してから出してますので、それには自信があります。 そして、いいオリンピック・パラリンピックにしたいですよね。 6月には神奈川県横須賀市で、4月には、念願だったパラオへの訪問を果たされました。