偶然出会った人たちの声に耳を傾ける定点観測番組「ドキュメント72時間」。 そういう訳で今年も いろんな場所で72時間 過ごしてまいりましたけれどもおさむさんの横に ありますけども北は北海道の北大の学生寮から南は 沖縄のドライブインまで更には 海を越えて ニューヨークまでいろんなとこで 72時間居続けてまいりましたけれどもこの中から 視聴者の皆さんにもう一回 見たい回を投票して頂いた訳なんですよね。 これは 本当に「ドキュメント72時間」のニュートラルな定点観測だからこそ逆に複雑な問題が浮かび上がるという。
まだ アメリカに統治されていた時代の空気が そのまま残る。 ドライブインが出来たのは48年前。 沖縄がまだ アメリカの統治下にあった頃この道を通る軍人向けに造られた。 沖縄風の豚骨に アメリカンなクリームソース。 ♪~みんな ついこの前まで沖縄を出て 本土の自動車工場で働いていたという。 朝のドライブインで新聞を広げるタクシードライバー。 沖縄にいる年配の人の多くは2つの国の時代を経験している。 一度は東京に出たけど本土復帰を機に沖縄に戻る事を決意。 また一人 懐かしい味を求めドライブインに立ち寄った人。
待合室にビッグニュースが飛び込んできた。 お写真を一緒に どうですか?これで最後と 2人で決めて去年 不妊治療に懸けた。 今度は 何やら劇的な対面があるみたい。 いろいろあって これまで10年出産に踏み切れずに いたらしい。 予定日の80日前に心拍数が急激に低下。 なぜ 赤ちゃんの心拍数が下がったのか。 「放送された頃 我が子が ちょうどNICUに入院していました。 娘は 奇跡的に健康に成長して退院し 発育も順調です。
しかも その 先生お医者さんで 将来 産婦人科になりたいと言ったお子さんの子どもがああいう状態になるというね。 9位の「沖縄・追憶のアメリカンドライブイン」。 「今年の9月に初めて沖縄旅行に行った際に実際に訪れてみました。 出来たてのフィッシュバーガーとスープの味は最高でした」。 ハチが住むのは茨城 水戸駅近くの商店街。 4年前 東日本大震災で家が半壊。 飼い主の 前田さんは商店街の一角に編集プロダクションを構えている。
延命長寿って どういう事?おかあさんの?勝てますように!あれっ? 今日 どうだった? テスト。 突然 スタッフに話しかけてきた女性。 常連さんかな?去年 開いたばかりの古着屋にはハチのグッズがたくさんあるらしい。 12月 クリスマス。 今回の舞台は 地下の忘れ物窓口。 一日 150万人が移動する巨大都市 名古屋。 だからこそ 見えてくるものもあるのかな?そして 業務終了の15分後。 自動車関連の会社が多い 名古屋。 道端でですか?食品工場で働く男性。 毎日12時間工場に立ち 働いている。
えっと これからどうやって帰るんだっけな?何線ですか? 何線ですか?地下鉄ですか?「地下鉄・聖なる夜の忘れ物」の感想です。 3日間で 二千三百何件だかあって二百三十何件が持ち主に返った。 やっぱり 「ドキュメント72」見ていて思うのは日本のすごさっていうね。 僕も あの番組で一番思ったってのは「すごいな。 コミックマーケットの会場に程近いコンビニで取材していた時に出会った女性。 でも 実は 彼女自身にも情熱を傾けている事があるというショー?この緊縛師の方には視聴者の方からたくさん お声を頂戴しております。
「『日本一のコンビニ』の回で日本伝統の緊縛が趣味と答えた女性。 謎の緊縛師に連絡すると待ち合わせ場所に指定されたのは岡山県津山市。 縄の世界では ロマンスさんと呼ばれているんだそう。 裸体の力に頼らずロープワークの美しさで勝負するのがロマンスさんのこだわり。 日本が誇る緊縛をスペインの愛好家たちに見せつける。 昔からある そういう形と多分 ロマンスさんの創作とかあるんじゃないですか。 ああいう緊縛師さんとか縄師さんとかあるいは 縛られるのが好きな方の愛好会は全国にありますからね。
それでは 第5位「赤羽 おでん屋エレジー」第4位「駄菓子屋 子どもたちの小さな宇宙」を 続けてご覧下さい。 なぜか まっすぐ自宅に帰る気になれず 途中下車した。 昨日の朝から ほぼ24時間仕事で立ちっ放しだったという。 時間に追われる生活って毎日 やってますからまあ それが 今日はない。 随分たくさんだけど誰と食べるんだろう?毎朝5時半に家を出て 清掃と保育園の仕事を掛け持ちしている。 閉店の1時間前。 同僚?看護師をしている彼女。 ここは 下町の駄菓子屋。
毎日 お父さんの土木会社で汗を流す彼。 仕事帰りに立ち寄った男性。 ただ飲みたいだけで来ている訳じゃなく夜勤明け 介護の合間の息抜きなどなどずっと赤羽に住んでいますが全然 知らない世界でした」。 僕 おでん屋さんの方はやっぱ 見てて ちょっとたまらない気持ちになるんですけどギュ~ッとこう 生きている人たちが唯一 あそこでポンと解放される瞬間。 「家でも なかなか本音を言えないのかな」とか何か そういう瞬間の人生がかいま見れるところが…。
それから 4位の「駄菓子屋子どもたちの小さな宇宙」へのご意見です。 誰先生かとか。 「よかったやん」って事は駄目な先生も いる。 小学生もいれば 中学生もいて高校生もいてね大人になってっていうあそこを通過してる感じがすごく いいですよね。 あの駄菓子屋さんの その後も気になるでしょ?気になります。 神戸の駄菓子屋さんにあの人が行ってきました。 このコミュニティーの核として大事なんだよね。
食事から部屋の管理まで舞台となる学生寮は広~いキャンパスの奥にあるという。 名古屋から来た 理学部の学生。 おい 大丈夫か? 大丈夫なのか?ここでは 学年や学部に関係なく親元から遠く離れた学生にはこの安さが魅力なんだろうな。 ひとつきの部屋代は相部屋と同じ 1万円程度らしい。 寮を運営するトップを決める寮長選挙が今日と明日2日間かけて行われるらしい。 農学部3年 通称ダルビッシュ君。 そして 今日は 寮長選挙の最終日。 候補者の一人 ダルビッシュ君は寮の事務室で待機中。 ダルビッシュ君 見事 当選。
勉強する所がない勉強部屋が面白かった。 北大の寮に入って 学生寮の運営に関わるのが夢だそうです。 ハラミ先輩にも会うためにも受験勉強を頑張っています」。 ハラミ君とダルビッシュ君って もう。 実はですね その後の北大生たちとハラミ君を市川さんが訪ねてきました。 「金券ショップ」相当 視聴率 よかったんですよ。 このあと 結構いろんな局の番組で金券ショップ やってましたよ。 僕これ スタッフにも言ったんですけどちょっと ムロツヨシが増え過ぎなんじゃないかって。
やっぱり これだ!やっぱり これだ!それでは 第2位「大仏を見上げる霊園で」ご覧下さい。 のどかな風景にこつ然と現れてきたのは…お盆 多くの人が大切な誰かに会うため大仏が見守る墓地でその胸の内を聞いてみた。 大仏のすぐ脇に 普通のお墓とはちょっと違う感じの場所があった。 小学校の図書室で働いてきたという この女性もお墓の場所を知ってほしくてずっと かわいがってきたおいっ子さんを連れてきたんだそう。 当時は お金もなくギリギリの生活だったけど持ち前の笑顔でなんとか乗り切った。
各回を盛り上げて下さっているこのエンディング曲よろしくお願いします。 大体 徳ちゃんっていわれてたんですけど何か 松崎ナオの界わいがみっちゃんとか ミッツとか言いだしたんですよ。 じゃ 松崎さん スタンバイ早速 お願い致します。 港のところにあるうどんの自動販売機。 ハハハハハ!機械の具合がいまひとつ悪いんだけどなぜか 猛吹雪の中人が集まってくるっていう。 その自販機は 吹雪の向こうにじっと 立ち尽くしていた。 便利なコンビニも24時間の飲食店もある時代。 自販機は 広い港の片隅にひっそりと たたずむ。
夜になり 吹雪は強まる一方。 猛吹雪の中 また車が来た。 嵐の通り過ぎた 自販機前。 この自販機あるとこってここしかないですもんね。 古い自販機しか ないはずなのにここは いつか帰る場所。 自販機はずっとここで待っている。 横殴りの吹雪の中で。 視聴者の方からのご意見頂きました。 「たった一台の自販機がこんなにも人生交差点だったとは。 えっ! あるんですか?「あの人は いま」シリーズうどん自販機のその後もちゃんと見てきたんです。 機械が新しくなっても 自販機は人の心を温め続けていた。