びっくりぽん!「あさが来た」ダイジェスト 一挙放送「第1週~第8週」

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この番組のまとめ

この女性が これから始まるお話の主人公 白岡あさですこの度は我が国初の女子の大学校ご入学おめでとうございます。 あさは 幕末から明治 大正という激動期の日本で炭坑を手がけ 銀行や生命保険会社を作り上げました。 そして この日本初の女子大学設立のために生涯を尽くしたすばらしい女性です。 京都随一の両替屋今井家の娘たちには幼い頃から許嫁がおりました。 姉の はつは大坂一の老舗の両替屋山王寺屋に。 妹の あさも大坂有数の両替屋である加野屋に。

ごわはん?こげなこつしちょい場合ではなか!あっ お武家様!なかなか 楽しかったど! グッバイ。 今日はお師匠さんの初会だすよって。 一方 はつの嫁ぎ先山王寺屋では…山王寺屋様のご繁盛のためええ嫁になるよう励みます。 アホ! 今井の娘が寺子屋で手習いとは…。 どれだけ恥をかかしたら気ぃが済むんや! 反省せい!何でどす!?何で 学問する事が恥なんどすか?男がしてる事でおなごもした方がええ事はぎょうさんある思います!お嫁入りかて同じです。 まあ 加野屋さんの新次郎様!へえ~。 はっ 新次郎さん。

あんたはな ほんまは山王寺屋の惣兵衛さんに嫁ぐはずやったんや。 そんな事 言うてくれはったん?そしたら 山王寺屋はん加野屋はんに直接…。 あさに そろばんの勉強が許される事となりましたさて これからあさや はつにはどんな運命が待ち構えているのでしょうか♪「明日 頑張ろう」姉のはつと同じ日に大坂へ嫁ぐ事が決まっていましたイッタタタタ!おなごが そないな言葉使たらあきまへん!それに この縫い目…。

そないゆうたら跡継がはんのどないなんねやろな?そら 分家に出た新次郎さんがお継ぎになるんやおまへんか?そら 無理や。 新次郎さんは 楽しいお人やけどあんな のんきなボンが継いだらお店 潰れてしまうがな。 山王寺屋様の お人柄が分からず夜も眠れぬ様子にございます。 山王寺屋様の事を知っている限り教えて頂けませぬでしょうか」。 あさが 新次郎に手紙を出してふたつき。 返事は一向に来ずまた 新次郎が京都にやって来る事もありませんでした。

おあさ様 おやめ下さい!もうムシャクシャして たまらへんねん!ほんなら おあさ様 久しぶりにいかがでございますか?おあさ様との最後の勝負どす。 新次郎はんと違ておなごは嫌いや。 どないに伝えたらええのやろなぁ?新次郎さん! 正太郎さんが…。 それが一番大事や!そやから あんたは大丈夫。 加野屋の新次郎様が!ふぇ?婚礼を前に そないに急いで舟に乗ってまで来はるいうんはどんな御用件でございますか?申し訳ございません!嫁入りの話…それは 少しも存じ上げんと申し訳ありませんでした。

いや 旦那様やった。 今日 旦那様や奥様がお使いになる水を用意しますのや。 旦那様…。 そやけど新次郎も初めての床入りの日に夜遊びやなんて一体 何を考えてますのやろなぁ。 旦那様 お待ち下さい!ほんま 昨日は すんまへんでした。 何でどす? 何で 旦那様はお仕事したがらへんのどすか?何でやろな。 こっそりと加野屋を抜け出した あさは姉の様子をうかがいに山王寺屋を訪れますお姉ちゃん! あ…。

今日は 新次郎はんのお三味線の お披露目会だすのや。 その夜…なんぞ 御用だすやろか?俺は 新選組副長 土方歳三だ。 幕府再興のためだ。 先ほど 土方様は「幕府再興」と言わはりました。 己! 新選組が信用できぬと言うのか!?早う 謝りなはれ!謝れまへん!刀と信用は 真逆のもんだす!このお家 守る事が嫁の うちの務めだす!すんまへん!えらい 出過ぎた事を申しました。 ん?大福帳を見せてもらわれしまへんやろか?金千両なり。

もし 寄り合いで山王寺屋さんに会いはったらよろしゅう お伝え下さい。 惣兵衛のやつ 最近 見かけへんな。 山王寺屋が 最近 ちょっとあさや。 商人が したり顔で天下国家を論じたらあきまへんのや。 商人の おなごの分際で 蔵屋敷に足を踏み入れるとは何事じゃ!いっつも おあさ様の事を思うと元気になる おっしゃって。 あさは どんな様子だした?加野屋さんが貸しはったお金を藩の蔵屋敷まで返してもらいに回ってはるとかで…。 あさは 毎日のように蔵屋敷に通ったのですが…若奥さん。

どけ!どこや? どこや?どこや?旦那様~!おおっ あさ!返して頂きました!へ?返してもろた!?お貸しした お金 全部の十分の一にもなりまへんけど。 旦那様 堪忍。 こちらこそ よろしゅうに!あさが藩の蔵屋敷を回り少しずつ 借金を回収していったそのやさき…徳川様が 戦に負けて大坂城に逃げ帰ってきたて!何で!?こうして激動の時代は幕を開けたのです大坂城が…。 この加野屋は…新政府と結び付きますのや。 全国で使える 新しいお金を造る事にした新政府は大坂で使われていた銀貨を使えない事にしたのです。

はつ!大丈夫か!?今 行ったるさかいな!あんたの実家の今井さんがうまい事やって新政府御用達になりはったみたいやないか。 あささんは ご在宅ですか?私は 新政府の参与で大坂府権判事に任命された五代才助と申します。 両替屋も大変な時ですけど商売いうんは 先を見る目ぇとその道を貫く覚悟がのうてはあかん。 また一本取られた!こうして あさはなんと無利息でお金を借りる事に成功したのでした新しい商いて一体 何するおつもりだす?え? お姉ちゃん!?あさ!相変わらず 仲よしや!今 どこ行ってきはったんだす?うちは…。

お? 何してますのや?この木ぃ伝て蔵に上ったら山王寺屋さんが ちょっとは見えんのやないかって思いまして。 そのころ 借金取りから逃げ続ける はつの一家は…何で 天下の山王寺屋がこないな事にな…!あんたのせいや。 ご先祖様から頂いた山王寺屋返してんか! この疫病神が~!はつ! 何で こないな事…。 今 お家が困ってんのは新政府様への上納金のせいだす。 大阪商人の集まりに参加する事になりました何ちゅうてもな 大阪に造幣局が出来るちゅうのは何も始まらへんがな。

カッパ?びっくりな カッパ!大阪を助ける びっくりぽんな!まさか それはビッグなカンパニーの事ですやろか?多くの大阪商人たちも続いて協力を申し出ました大丈夫か?へぇ 傷は もうええんだす。 それでも あさ旦那様のご意見だけはちゃ~んと聞くんやで。 うちもな これから一番大事にせなあかんのは旦那様や思てますのや。 そんな事あらしまへん 旦那様。 旦那様。 どないか しはったんだすか?旦那様 見ぃへんかったか?へ?お姉ちゃん!?♪「そっと お願いした」ややこまで増えたら迷惑なだけだすやろが。

えっ?新次郎様も来てくれはってなぁ知ってるお人 通じてうちの旦那様 捜してくれはるて。 男…? もう何やの!そんな折 京都から父親の忠興が訪ねてきました近頃は どないしてるんや?石炭採る山 買うために九州へ行きたい思てますのや。 はぁ?お父はんから見て石炭て どない思いはります?お前が九州へ行ってしもたら誰が 新次郎さんのお世話をするんや?ああ…。

優男の何が悪いんだす?ん?そないな芸事を こなすいうのはいわば 大阪商人の粋なんだっせ!それに 男前の力自慢よりほ~う そう来はりましたか。 早 着替えてきなはらんかいな!正直 申し上げまして今 用意できるお金は櫛田様の売値に到底 足りておりまへん。 代金は 分割で構わんですき加野屋さんにお売り致しまっしょ。 大阪から舟に乗って九州に渡った あさは宮部という支配人を案内人に一路 炭坑へと向かいましたこのまま歩いとったら夜になりますばい。

これからは この加野屋が手厚うさしてもらいますよって。 おなごと話す気ぃはなか!うちが一切 加野屋の主から任されてますのや!…とか言うてても やっぱりここは お金の話ばっかりでしんどおますわ。 山王寺屋て… 惣兵衛さんか?へぇ。 加野屋様に住まわして頂く気ぃはあらしまへん。

ある日 はつのもとに五代が訪ねてきました寺町の賭場で度々 惣兵衛さんの姿が見られてるみたいなんです。 一方 はつも 一人 心細い思いで五代から聞いた賭場へと向かっていましたおい!いかさましくさったやろ!やかましいわ!さっさと いね!旦那様…。 どこ見て歩いとんじゃ こら!すんまへん!惣兵衛の姿はありませんでした炭坑で働く皆さんの事は 加野屋が責任 持たしてもらいます。 うちは負けしまへん! 何が何でもこの炭坑を成功させるいう不退転の気持ちで大阪から来たんだす。

何で あない立派な駕籠頼みはったんだすか?お金が もったいない。 あさは なにも そない力ずくの男のまねせんかてあんたなりのやり方があんのと違いますか?旦那様。 ピストルがなければ うちの話が聞かれへんゆうんやったら勝負致しましょう!どげんして勝負するっちいうんや。 うちは 旦那様がいてくれてはるさかい 働けるんだす。 そのお父ちゃんが のれん分けで小さい両替屋 出したんだす。 人柄はええし 真面目やさかい旦さんも 何の心配もしたはれへんかったんだす。

そのころあさの実家の京都では…♪「おつき」お父様! お父様!ここが 加野屋の炭坑だすか。 あんた 何してるんだす?それがな 亀助に頼んで 実家に「今は加野屋で働いてるさかい心配せんといてくれ」いう文書いてもろたんやて。 久太郎いうたら いつの間に外国語かぶれになってしもたんだす?バンクは 我が国の言葉で言うたらほかの商家と共に国立銀行っちゅうのを作る話を進めてるんや。 加野屋様。

加野屋も いずれは銀行にならな あかん。 銀行は その客がやる事がどれだけ意義のある事か応援する価値があると思えたらお金を貸す。 そやけど…そら よろしおますなぁ!大きい田畑で青物や果物 ぎょうさん作って子どもたちにお父ちゃん お母ちゃん言われてワイワイ囲まれて…。 お母はん!山王寺屋は もう意地でも今井屋から施しを受ける訳には…。 その志のある お姉ちゃんを助けてくれる…それが 銀行いうもんなんだす。 去年には 国立銀行条例が制定されました。