正月時代劇 吉原裏同心「新春吉原の大火」

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この番組のまとめ

い… いいですか?吉原は お正月の2日から店が始まりますが華やかな正月飾りを見物しようとするお客さんも大勢 訪れますさあ 女は切手だよ!おっ 薄墨太夫だ!へえ~ あれが薄墨太夫か!よっ 薄墨太夫!薄墨太夫!♪~こっちは?ありゃあ 香瀬川太夫だぜ!よっ 香瀬川太夫!よっ!吉原の人気の花魁のそろい踏みだ!いよっ!いよっ!♪「そばにいる」♪「君を守って行く」♪「悲しみを」♪「消してあげることは」♪「出来ないけど」♪「せめて ひととき」太夫たちはそれぞれ ひいきの茶屋に新年の挨拶に参りますあね様は 何をお祈りされ

太夫が男に化けて大門を出たという事は?おっしゃるとおり足抜きで一番多いのは男に化けるって方法ですよ。 何としても 香瀬川を捜し出せ。 ああ それに 香瀬川には身請け話が持ち上がっていたそうです。 香瀬川の残りの年季は?あと3年だそうで。 香瀬川太夫だけではなかったのですか。 あの時の香瀬川太夫… 一体何をお祈りしていたのでしょう。 あっ 髪結いが男に化けるのを手伝ったってよ外に行く時に髪結いと一緒とは限んねえしな。

吉原では老舗の茶屋近江屋さんの主です。 香瀬川太夫は あの器量のおかげで人気の太夫になってしまいこの春には さるお武家様に大金で身請けされる話が決まっていました。 あの おさよさんは 香瀬川太夫に心から尽くしてきた人なのですね。 近頃 しょっちゅう岡場所に出入りしてるそうです。 博打の上に 岡場所通いか。 岡場所の連中は格式を売り物にしてる吉原を妬んでまして中でも あの万字屋は吉原を目の敵にしている太兵衛って男がやってる店です。 仕事しろ!何でも 近頃 あの万字屋に吉原から来た女がいるって噂があるそうで。

庄右衛門は相場に手を出して大損をしていたようです。 相場?あの男 三代目として近江屋を継いだものの遊び癖が抜けずに身代を潰しかけておりやす。 それを相場で取り戻そうとしたものの うまくいかず何百両って借金を抱え込んだようです。 どうした?庄右衛門を本所横網町の賭場で見かけやした。 うちの鈴音とさんざん遊んだあげく勘定の30両を 赤穂義士の羽織で払うと言い張ってるんです。 吉原は赤穂義士の顔に泥を塗るか!いやいや! とんでもない。

あんたは ただ 足抜きの話に乗ってきそうな いい女を吉原に居続けをなさったあげくに勘定を これで支払われました。 香瀬川の居所を吐くとも思えねえ。 香瀬川太夫が無事に戻ってきますようにと。 どうしたんだよ?薄墨太夫と汀女様が姿を消しやした。 来い! 来い!大門を見張れ!へい!やつらが どうやって薄墨太夫を連れ出すつもりか分からねえ。 やっちまえ!香瀬川は どこだ?いました! 香瀬川がいました!吉原にいた方が マシじゃねえか。