日本に豊富にあるその原材料を使って鉄よりも強く軽い、しなやか、熱に強くガラスのように透明にもなる不思議な素材セルロースナノファイバーが生まれます。 このパルプを拡大してみると…一方、繊維が細かいナノファイバーは繊維どうしが多く結合するため強い素材となるのです。 セルロースナノファイバーに関する画期的な研究が世界の注目を浴びました。 ナノファイバーを日本の基幹産業である自動車に生かそうボディーを、ナノファイバーに置き換える研究を進めています。
このセルロースナノファイバー。 なかなかその強度と、実際に材料としてセルロースナノファイバーを使おうというところが結び付いてなかったんです。 やはり磯貝先生の技術によって、TEMPOという触媒さえあれば、誰でもがナノファイバーを作ることができる。 100%セルロースナノファイバーです。
地球温暖化で化石燃料からの脱却ということがいわれていますけれども、反対に森林資源、あるいは草や木が注目されると、今度は資源のほうのこの伐採とか、乱獲などが起きるのではないかと心配する、枯渇につながるようなことになるんではないかと心配する声も上がりそうですけれども、どうなんですか?日本は世界的に見てもものすごく森林資源の豊富な国なんですね。