クローズアップ現代「台湾と中国 揺れる“距離感”」

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この番組のまとめ

自分たちは中国人とは違う台湾人だという意識が大きなうねりとなっているのです。 馬英九総統の就任以降台湾と中国の貿易額は30%以上増加しました。 中国人を身近に目にするようになって自分たちは中国人とは違う台湾人なのだという意識が高まっていったといいます。 馬英九政権の中国に対する融和政策への不満が爆発したのが学生たちは中国資本の参入が進むと台湾企業の市場が奪われたり中国政府の影響力が増したりするのではないかと恐れたのです。

そうですね、ですから、まずひまわり運動で、国民党、そして馬英九政権に対する不満というものが爆発して、このことによって、台湾内部の雰囲気が大きく変わってしまいまして、ですからその一つの結果が、一昨年11月の国民党大敗になるわけですね。 何か変わろうとしている雰囲気は感じられるんですけれども、何からどのように変わろうとしているんでしょうかね?国民党の政治というもの、これは一時期、政権を失っていましたけれども、基本的に戦後の台湾、ずっと国民党主導だったわけですね。

VTR全般を見ますと、やっぱり台湾のビジネスマンの方々ですね、台湾のビジネスマンにしてみますとですね、関係の安定が損なわれるということだけは、絶対避けてもらいたいわけですね。 問題はですね、台湾と中国との関係が、政権が交代した場合、不確実になっていく、不安定化していく可能性があると。