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- NHK・東京
- クローズアップ現代「“副作用”がわからない~ワクチン早期導入をはばむ壁〜」
- 2016年01月27日(水)
- 19:30:00 - 19:56:00
- 3年前に定期接種化された子宮頸がんワクチン。副作用を訴える声が続出し、国は勧奨を中止。2年以上経った今も混乱が続く。ワクチン評価制度のぜい弱さが浮き彫りになった
この番組のまとめ
3年前、がんの予防効果が期待され、定期接種になった子宮頸がんワクチン。 ワクチンによるメリットとデメリットをはかりデメリットが上回っていると判断されれば、ワクチンの接種をやめなければなりません。 日本では3年前に定期接種化されましたが接種後に痛みやしびれなどの症状を訴える人が相次ぎ国は積極的な接種の呼びかけを中止するという大学1年生の酒井七海さんです。
国は何をしようとしてますか?国は新しい調査をすることを決めていまして、今、副作用ではないかというふうにいわれているのは、全身の痛みですとか、歩行障害、それから学習障害といった症状なんですけれども、これらについて、ワクチンを接種したグループと、していないグループの2つのグループを作って、それぞれどのくらい、そうした症状を訴える人たちがいるのかというのを、調べようとしこれはワクチンの接種が症状につながっているかどうかを考えるうえでは、重要なデータになります。
副作用のデメリットとワクチンのメリット。 今のアメリカの例で、ロタウイルスのワクチンの使用中止までの経緯、非常に説得力あったんですけれども、本当にリスクが高いのかどうか。 アメリカのようなシステムが出来るといいんですけれども、アメリカがああいうことができるのは、国家的なワクチンのデータベースがあって、誰がいつ何を打ったかというのが、すべてあるわけですね。