まもなく日本政府の慰霊碑を訪れ、太平洋戦争の戦没者の霊を慰められます。 このあと、フィリピンとの親善を目的に、昭和４８年、日本政府が初めて海外に建てた戦没者慰霊碑です。 カリラヤの慰霊碑は海外で命を落とした戦没者を追悼したいという、食糧や弾薬の補給が途絶え、日本側だけで５０万人余りが亡くなりました。
そして迎えたきょう、２９日ということになりますが、佐々木さん、今ご覧いただいているこのカリラヤの慰霊碑ですね、こちら、かれていて、日本からも遺族や関係者、大勢訪れているということです。 現地では現在、天皇皇后両陛下の到着を待っているところです。 ここにまもなく天皇皇后両陛下が訪れ、戦没者の霊を慰められることになっています。 天皇皇后両陛下、すでにこのヘリコプターでマニラから、近くの所に飛んで到着されています。
天皇皇后両陛下、これまでも一貫して、先の大戦の歴史に向きバンザイ・クリフと呼ばれる多くの日本人が投降を拒んで身を投げた崖の前で黙とうをささげられました。 天皇皇后両陛下、到着と見られます。 まもなく天皇皇后両陛下が、このカリラヤの慰霊碑を訪れ、戦没者の霊を慰められます。 天皇皇后両陛下が到着されました。 天皇皇后両陛下が、慰霊碑の供花台に白い菊の花を、一束ずつ供え、深く一礼をして、戦没者の霊を慰められました。 ことばをかけられている天皇皇后両陛下です。
佐々木さん、これまでも多くの場所で、戦没者の霊、それは日本側だけではなくて、慰められてきた両陛下ですけれども、今回のこのフィリピン・カリラヤの慰霊碑での慰霊を、ことが一つ言えると思います。 また今回、両陛下の意向で、ここの日本の慰霊碑だけではなくて、フィリピン人の兵士を悼んで建てられた無名戦士の墓も訪問されています。 この墓についても、両陛下は日本だけでなく、フィリピンの戦没者を追悼したいという意向があり、訪問先に加えられました。
今回の天皇皇后両陛下の慰霊については、松本さんは仲間のみんなは、誰にも見取られずに亡くなっていると、両陛下が慰霊に行ってくださり、戦友のために拝んでくださるということは、非常にうれしいことですと、話していました。 今は、天皇皇后両陛下が、この集まった遺族や元兵士のおよそ１５０人にも上る皆さんに丁寧に声をかけられていました。 フィリピンを訪れている天皇皇后両陛下、カリラヤの慰霊碑の前で拝礼をし、戦没者の霊を慰められています。