クローズアップ現代「捨てた食品が食卓に~大量廃棄の裏で〜」

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この番組のまとめ

ほかにもニチレイフーズやイオンセブン&アイ・ホールディングスローソンといった名だたる食品メーカーや大手小売り企業の廃棄された食品が、同じ愛知県の廃棄物処理業者によって横流しされていたことが分かっています。 処理を依頼する際、排出する側は国が定めたマニフェストという管理表をウェブ上、あるいは紙で廃棄物処理業者のために用意します。 しかし、廃棄物処理業者は実際には適切に処理を行っていないにもかかわらず適切に処理したという偽りの報告をし処分を依頼した側は、そのことに気が付きませんでした。

愛知県の条例では、排出業者は少なくとも年に1回廃棄処理の現場に立ち会って適正に処理されているかみずから確認する義務があります。 廃棄物処理業者に、緊急の立ち入り検査を行いましたが監視の目が届いたとは言えません。 それから行政も行ってるわけですから、んでしょうか?まず愛知県と岐阜県の合同捜査本部を設置しまして、壱番屋から廃棄を委託された冷凍のビーフカツ4万枚の横流しについて、廃棄物処理法違反、あるいは食品衛生法違反の容疑で、調べています。

しかし、廃棄物を食品と流通させる、本当に悪質ですよね。 壱番屋側から廃棄を委託したときに、このため本来、廃棄されて商品価値がないカツを、通常の食品として販売したという、こちらをご覧ください。 垣田さん、消費者からしますと、いつのまにか廃棄物が流通の段階で食品に変わってしまう。 さて、廃棄物の食品への転用をどうやって防ぐのか、模索する企業を取材しました。 ハムやベーコンなどを製造し東海地方を中心にまず、廃棄する食品は敷地内に設置したコンテナに鍵をかけて保管しています。