都内にある四川料理の名店で総料理長を務める菰田シェフ。 今回は父親のふるさと宮城の食材を使って新しい料理にチャレンジしたいと意気込んでいます。 2人がやってきたのは鳴子温泉郷の中心地。 鳴子っていう場所は町じゅうが温泉の香りするんですね。 まずは温泉街を歩いて食材探しです。 早速 温泉旅館を訪ねます。 自慢の米 ひとめぼれを使って鳴子温泉を盛り上げたい。 こうじや酵母の割合 温度管理など試行錯誤を重ね4年後にはコンテストで優秀賞を受賞するまでになりました。
鳴子温泉に来た意義があるって事ですね。 農家レストラン。 先生はベテラン農家の高橋直子さん。 こちらは高橋さんの自宅を改築した農家レストラン。 4年前に東京から鳴子に移住してきました。 東京では服飾関係の会社幹部として多忙な日々を送っていました。 たまたま旅行で訪れた鳴子で人々の温かさと豊かな食文化に感動。 以来 高橋さんなど地元の主婦を講師に迎え毎週のようにイベントを開催。 毎年 11月手作りの豆腐を干して寒風にさらし 自然乾燥させる昔ながらの冬の保存食。
訪ねたのはイワナの養殖を行っている中でも特別なイワナを見せてくれました。 見ますか?うわ~!3年もの?うお~!イワナの刺身…。 川魚 いっぱいいますけど あえてやっぱ イワナがいいんですか?やまめとかいるじゃないですか。 山あいの田んぼの一角にあるイワナの養殖場。 林業と農業を営む丸米さんは3年前 イワナのおいしさを多くの人に知ってもらいたいと特に苦労したのがイワナをふ化させ稚魚に育てる事。 そんな丸米さんのイワナをごちそうになる事に。 父の壽一さんがイワナを焼いてくれます。 更に貴重なイワナの卵です。
丸米さんが手間暇かけて育てた大イワナ。 そして もう一つの主役丸米さんの大イワナです。 菰田シェフ 養殖イワナのおいしさを味わってもらうため刺身のまま鍋に敷き詰めました。 最後の仕上げはお披露目会で。 細かく切った凍み豆腐をたっぷりの油とテンメンジャンで炒めて甘辛く味付け。 名物料理の判定のため若女将と観光協会の方も参加してくれました。 菰田シェフがイワナの新しい食べ方を提案。 鳴子のおせち 親芋と子芋の煮物を合体させたスープです。 こういうイワナ料理はいかがですか?最高です。