英雄たちの選択「武田信玄から真田丸へ~城の密集地帯 川中島の秘密〜」

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この番組のまとめ

戦国時代最強とうたわれた武田信玄です。 さて 磯田さんこの「英雄たちの選択」川中島の戦いそして 武田信玄 取り上げるの初めてなんですね。 この川中島の戦いは江戸時代 お侍の合戦なんかの勉強に使う軍学の教科書「甲陽軍鑑」によるところが大きかったので名場面が いろいろあったとされてますけど今でも ホットな話題ですよね。 天文22年4月 武田信玄が北信濃の村上を破り川中島に破竹の勢いで侵攻した事に始まる。 また武田信玄の北信濃進出を許せば国境を接する事になり大きな脅威となるのは当然であった。

第二次川中島の戦いでも信玄は決着をつける事ができなかった。 2倍取られちゃ 困るので半分にして下さい半分にして下さいって言って半分ずつ分けるのを…ですから その 国境が…ここで言えば境目ですけれども確定していない場合大国が接するとこで常に国境紛争が起こる訳ですよ。 そこに武田方が手を伸ばそうとしてやって来たので川中島を取られたら上杉方の安全保障の問題に武田側としては ここの 北信濃の領土を取って 穀物を補給する。

となれば これまでにない巨大な城を川中島に築き一大拠点としたらどうであろう。 そうとなれば川中島を実効支配できる。 上杉の居城から川中島まで僅か2日の距離。 川中島に築かれた武田方の山城群。 川中島に急変が起きた場合各地の のろし台をリレーし情報が伝達された。 川中島に拠点を築けば上杉と決戦となるは必定。 だが 上杉と結べば東の北条南の今川の同盟国と三国同盟が破綻を来す可能性は高い。 尾張の小大名 織田信長が三国同盟の一角 今川義元を討ち果たしたのだ。

更には川を使った大動脈ですから水運を押さえる事ができるという事で…更に これは 上杉と争っている謙信と争っている そういった境目の地域でありますので…そういった いろんな点から考えても これは拠点を築くという選択がやはり正しい選択という事になると思います。 その前の年 永禄3年の桶狭間の戦いというのが一番大きなターニングポイントであってそして 武田にとって千載一遇のチャンスだった訳です。

武田信玄が川中島に進出したのは上杉軍に遅れる事10日後。 啄木鳥の戦法とは兵を二手に分け別動隊1万2,000が妻女山の上杉軍の背後を突き信玄率いる本隊8,000が待ち受ける地点に誘い込もうという作戦である。 しかし 武田軍の動きをいち早く察知した上杉軍は別動隊に襲われる前に信玄の本陣を急襲。 上杉軍の猛攻に武田軍が崩れかかる中信玄と謙信の一騎打ちが行われたという。