クローズアップ現代「高齢者の“大移住”が始まる!?」

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この番組のまとめ

国は日本版のCCRCを「生涯活躍のまち」と名付けて地方創生の柱としています。 そこを中心に、住宅介護施設などを整備する構想で7億円以上の経済効果を見込んでいます。 高齢者はCCRCで豊かな老後を送ることができるのか。

どんな人が住むという点で、アメリカと日本型と、どう違うんですか?アメリカのCCRCは、基本的には富裕層向けの民間の事業なんですね。 ところが日本の場合は、基本的にはそんな富裕層だけではなくて、例えば、厚生年金の平均受給額、21万円くらいの厚生年金を受け取っている人たち、普通の人たちが、移住の対象になっていくわけですね。 アメリカのCCRCというのは、豊かな層向けですので、負担も大きいんですが、必要になったときに、必ず医療や介護のサービスが提供されるってことが、契約上ははっきりしているわけです。

もちろん、富裕層を相手に、こういうモデルを作っていくのはいいと思うんですけれども、ただ、先ほど申し上げたように、日本ではもっともっと広い人たちが、移住の対象になりますので、この小規模なまちおこし型、これは、既存の施設だとか、空き家をうまいこと利用して、んな形が、実は身の丈に合った小さなCCRC、日本には合ってるんじゃないかなというふうに思いますね。