歴史秘話ヒストリア選「戦国のプリンス天下取りへ~大坂の陣400年・豊臣秀頼」

戻る
【スポンサーリンク】

この番組のまとめ

戦国末期 天下を治める豊臣家に生まれた豊臣秀頼。 数少ない 史料をもとに語られてきた秀頼といえば最近になって新史料が発見されたり新たな研究が進んだりした結果冬と夏2度にわたった大合戦「大坂の陣」で見せた リーダーシップ!しかし 子が生まれても幼いうちに病死するなど…当時 「拾った子は強く育つ」との迷信が 広く信じられておりそこから取りました。 実は 秀頼が生まれる2年前世継ぎに恵まれなかった秀吉はこの秀次に 豊臣家の家督を譲っていたのです。 秀頼6歳の この年豊臣家を揺るがす出来事が起きます。

全国の武将を二分し家康率いる 東軍と石田三成を中心とする 西軍がぶつかり合いました。 これで 天下は家康のもの一見 そう見えますが当時の人は 秀頼が天下人になると考えていたようです。 秀頼を支持し 狂喜する民衆の様子を見た家康は大きな脅威を感じます。 このころから 家康は秀頼に対し あからさまに圧力を加え始めます。 対する 秀頼はいかに?心の声相手は あの家康殿。 秀頼は 他にも長野の善光寺や奈良の法隆寺など各地の名だたる神社仏閣の改修や造営を行います。 家康の意に反して存在感を増していく秀頼。

会談に応じた事で家康に従ったように見えますが手紙で伝えた秀頼の気持ちは全く 逆。 秀頼の決意に家康は 大きな危機感を抱いたにちがいありません。 そこで 目をつけたのが皮肉にも 豊臣家の繁栄を願う菩提寺 方広寺で新調された秀頼は 否応なく豊臣家存亡を懸けた戦へと挑む事になります。 一方 家康の子で徳川2代将軍秀忠の妻は秀頼の母 淀殿の妹にあたる江。 そして秀頼はというと自身の妻は家康の孫娘 千姫ですこのように両家が 強く結び付く中で家康が 秀頼を高く評価する事もありました。