日銀が史上初めて導入を決めたマイナス金利。 異例のマイナス金利は日本経済に何をもたらすのか考えます。 景気の停滞感が強まっている中日銀が打ち出した新たな手段がマイナス金利です。 おとといから0.1%のマイナス金利が適用されたのは企業の設備投資や個人の住宅投資などへの貸し出しを増やし経済を活性化させることです。 日銀がマイナス金利を決定してから下がり続けてきた長期金利。 マイナス金利政策は金融機関の企業への融資にも影響を与えようとしています。
ですので今回、市場に対してサプライズを与えるという意味で、誰もが考えていなかったようなマイナス金利政策を導入したということになるかと思います。 これまで行われてきた量的緩和の効果はどうだったんですか?量的緩和の効果というのは、欧州のほうでは、貸し出し金利が下がって、かなり貸し出しの伸びにもつながったわけですけれども、日本の場合は、なかなかマネーサプライが伸びず、実際のコアインフレというのは、0%近辺ということで目標としてるところから、かなり回避しているという形になります。
この銀行は、スイスの中央銀行がマイナス金利を導入したことで今後預金金利をマイナスにする銀行がさらに出てくるのではないか。