今回の作品は誰にでもチャレンジしてもらえるように縫う工程を最小限に抑えてしかも着心地のいい作品になるようにデザインを考えてみました。 今 私が着ている このコートもですね全く同じデザインなんですけれども実は試作品として一足先にですね素材をちょっとウールに変えまして作ったものをこの冬に着ていたものなんですね。
ちょっと前とシルエットの雰囲気が違うと思うんですけれども。 ちょっと こういうボックスっぽいシルエットを出したいと思いましたので あえてここには切り替え線を入れずに身ごろとそでを一体化しまして適度なゆとりも入れまして縫う工程も少なくするというような簡単にできる工夫がしてあります。 そうですね更に簡単にできるように今回は裏地もつけなくていいように前身ごろと それからえりの部分を一体化させて前端の部分はパイピング処理をしています。
えりの部分だけ折り伏せ縫いっていうんですかねあの縫い方をするのは何でなんですか?そうですね 今回のですねこの作品はえりの部分だけが前身ごろがこのように折り返って裏面…裏が見えるところなんですね。 ですので通常の始末の方法ですとここにロックミシンとかジグザグミシンが見えてあまりきれいではありませんので今回は一手間 加えましてこのような折り伏せ縫いにしてみました。 切り込みを入れたらこのカーブの部分がこのようにまっすぐになるように持って前身ごろ側から2枚一緒にロックミシンかジグザグミシンをかけていきます。