サッカー女子 リオデジャネイロ五輪 アジア最終予選「日本×北朝鮮」

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この番組のまとめ

サッカー女子リオデジャネイロオリンピックアジア最終予選。 オリンピック出場はなくなってしまった日本ですがそのなでしこジャパンにとって今日のゲームどんな意味のあるものですか。 ♪~日本とともにロンドンオリンピックに出場した北朝鮮も今大会は1勝2引き分け1敗でオリンピック出場はなりませんでした。 1回戦総当たりのリーグ戦を戦って上位2チームがリオデジャネイロオリンピックに出場が決まりました。

ピッチコンディションのことを言いますと実はゲーム前ウォーミングアップが行われるんですがゴールキーパーのウォーミングアップは右のエンドに白のユニホーム北朝鮮です。 有吉選手、今冷静に対処できましたがボールをバウンドさせないというところが大切になってきますね。 佐々木則夫監督はこの試合に向かうにあたって残り1試合日本代表の自覚を持って戦う、そんな話をしています。 北朝鮮の攻撃としては右サイドハーフのキム・スギョン選手が中に入ってきて、サイドバックが攻撃参加という形が多いですので。

出したボールが止まってしまうようなことがこうした難しいコンディションではよくあるんですが。 この、よさというのは雨というコンディションでさらに出やすくなっていますよね。 ピッチコンディションがよければゴールキックです。 澤さん、今日は阪口選手かなり守備を意識したバランスをとったポジションを少しひやりとするシーンがありました。 先ほど、フィールドプレーヤーウォーミングアップでピッチに出なかったという話をされていましたがゴールキーパーの3人はずっとバウンド、ボールの伸びを試合前に確認していました。

手元の集計でシュートの数でいいますと日本がここまで2本北朝鮮が1本という状況です。 最後、合いませんでしたけれども北朝鮮の守備はボールサイドにかなり寄りますので…。 今、サイドから北朝鮮が入ってきたところで澤さんも、逆サイドを気にしていたんですか。 そこを突破していた北朝鮮のサイド攻撃。 北朝鮮の今大会の戦いです。 ベトナムには1対0と勝ちましたけれどもオーストラリアに敗れて北朝鮮もオリンピック出場がなくなったという今大会です。

それをこれまでの試合の中でも澤さんご指摘になっていましたけれどもそれは出し手と受け手のコミュニケーションのところなんですか?コミュニケーションももちろんありますが今日のピッチコンディションを考えるとバックパスだったり、今のパスも弱かったりすると相手にとられることが多いのでそういうところはしっかり意識してやってほしいなと思います。

曽根さん日本のリザーブの選手ですが各選手が交代で1回ずつウォーミングアップゾーンにいっているんですがこの中で岩渕だけ、今1人複数回2度目、呼ばれて後半に向けて体を早めにアップしておきなさいというそういう指示を受けました。 ここまでの日本の戦いをピッチの横から見ていてどんな印象ですか?しっかり集中しながらリスク管理のところもディフェンスは特にやれているのかなという印象ですね。 そして今夜の特設スタジオには元日本代表ゲストに澤穂希さん、そして解説の宮本ともみさんにもお越しいただいています。

特に今日のピッチコンディションだとバウンドが滑りますし相手も、どこに落ちてくるのかとか2列目からの飛び出しというのはマークがとりづらいのでこういうプレーはすごく有効的かなと思います。 やはりピッチコンディションも踏まえてなんですね。 宮本さんは、このシーンはどうご覧になりましたか?この近賀選手のバックパスで北朝鮮のディフェンスライン一応、上げてるんですよね。 ですが、阪口選手2列目からですのでオフサイドにかからないところで出し手と受け手のタイミングがすばらしく合ったそういったシーンでしたね。

左サイドハーフにやはり宮間がいて左サイドバックは有吉です。 左サイドハーフにポジションを移した宮間からのボールだったんですが宮本さん、いい形でした。 その佐々木監督の意図をピッチ上で表現するディフェンス能力にもたけた今日は、鮫島を左サイドハーフのポジションで先発させましたが並びを変えてきた佐々木監督です。

北朝鮮は1人目の選手交代。 後半から宮間選手が左サイドでうまく有吉選手と変化していたんでしょうか?そうですね。 その中で迎えたアテネの最終予選は北朝鮮を破ってオリンピック出場を決めたゲーム。 あの試合までは北朝鮮に勝ったことがなかったのでその相手に3対0という快勝でアテネオリンピックを決められたっていうのは日本の女子サッカーにおいても歴史ある1日だったと思います。

今日は北朝鮮のディフェンスと中盤の間にかなりスペースができていますので横山選手が少し下りてきてそこで受けれてますよね。 確かにディフェンスラインの前ペナルティーエリアの外の辺りに入っていけるミドルシュートもあるんですが北朝鮮ボールです。 先ほどから阪口選手もよく日本にもスライディングが多く出ていますよね。

この時間帯なでしこジャパンよくなってきたのはどんなところですか?やはり後半になって宮間選手がうまく起点になっています。 宮間は前のゲームベトナム戦ではベンチからのスタートでしたがベンチにいるときにもプレーをしている選手たちに水を渡したり戻ってくる選手の頭をなでたりしながらチームの一体感を表現していました。 なんとしても勝って、そして長く戦ってきたこのチームかなり日本のペースですので攻撃に意識がいきがちですけれども今のラ・ウンシム選手の対応なんかを見ていてもしっかりリスク管理ができてますよね。

日本、ついに北朝鮮のゴールをこじ開けました。 日本、2人目の交代川村を準備です。 あのベトナム戦では決定的なヘディングシュートを外してしまった岩渕ですが今度は決めました。 あの優勝したワールドカップロンドンオリンピックそしてカナダのワールドカップ。 これが2人目の選手交代、日本。 選手交代を少し待ってセットプレーが先に始まりました。 ゴールキーパーが出られないポジションに今、ボールを蹴ってきた北朝鮮。

でも、本当に最後の最後選手は諦めずに2戦、頑張ってくれました。 今回の結果というものをしっかりと受け止めてそして、その反省のもとにまた、フランスのワールドカップ東京オリンピックつなげていくにあたってはまた若い選手も、やはりこういった逆境にもくじけず精いっぱい頑張るこの姿をまた見てぜひ、成長してまた新たななでしこジャパンを結成して頑張ってもらいたいと思います。