クローズアップ現代「“痛み”を越えて~若者たち 未来への風〜」

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この番組のまとめ

雇用環境の悪化や社会保障制度の限界。 社会に傷つけられても自己責任と自分を責めがちな世代と見られがちですが一方でご覧のように別の内閣府の調査では20代の半数近くが自分の生活の充実より国や社会のことにもっと目を向けるべきだと考えるようになっています。 とはいっても激しい競争、管理の強化横並びに従わざるをえない同調圧力といったプレッシャーによって決して声を上げたり行動がしやすいとはいえない社会。 東日本大震災の被災地にボランティアに行ったことをきっかけに社会問題に向き合いたいと考えるようになった奥田さん。

インターネット時代を迎えて、若者たちがつながりやすく、共感が共感を呼びやすい状況にはなっているかと思うんですけれども、その若者たちがこれ、集まっている原動力っていうのは、何なんだと思われますか?いくつかあると思うんですが、一つはやはり、今、若者たちが、非正規社員にしかしてもらえないような傾向が、大学出の半分ぐらいが、そうなってしまっているという、この時代の閉塞感、また就職してもブラック企業なり、それに本当に変わらないようなひどい労働条件だったりする、そういう中で、若者たちが声を上げざるをえないっていうのが

歌人の鳥居さんも共感を集めていますけれども、ただ、こうした社会をつくったのは本当、大人たちであるはずですけれども、今の若者たちは、これ、自分たちが問われているんだ、自分たちの問題なんだ。 主体的に動きたいけど動けない、声を上げたいけれども、なんとなく横並びで、同調圧力などによって、動けないといった人たちも多いと思うんですけれども、若者たちが動けるようになる、あるいは自分たちがもっと主体的に行動できるように、そしてまた企業や学校教育や、そういう所が、若者の主体性なり、発言なりというのを、堂々と認めていく。