8時からの15分は私にとってその新次郎をあたかも隣に本当に存在するかのようなリアリティーを持って演じられた玉木さんにはただただ感心するばかりでしたといただいています。 それを楽しみに見ていますというポイントは膝を少し曲げて目線を下げ手をももの上に置くのが新次郎流。
当然、撮影なので方言に関しても先生がいますし所作に関しても先生がいますしお茶に関しても三味線に関してもいますので常に現場で気になったことがあれば僕から質問して、この動きは間違いじゃないですか?と確認してから本番に臨むという形です。 どういうお話をするんですか?たわいのない会話をさせていただいてるというかお芝居のことで作品で悩んだことを聞いたりとか近藤正臣さんが出られた際もおっしゃっていましたけれどね。
新次郎さんのはんなりだけじゃなくて男らしいところも大好きだというファックスをいただきました。 イメージでいうと、わりと完璧主義な人を演じることが多かったのでわりときっちりしていると思われがちなんですけれども家の中は相当汚いですし。 新次郎さんはお手伝いさんがたくさんいますから。 新次郎も弱音を吐かないというか。 皆さん、この銀行やってる名物女の白岡あさちゅうんはろくでもないおなごだっせ。 分かるけど行動にはなかなか新次郎の場合は無言実行だと思うんです。
言偏の横の棒が1つ長くない?そこに意味があるんじゃないですか?どうでしょう、誠自分自身ですしこれから長い時間演じるわけですから役を好きになることも当然だし役を演じることの責任感も当然だしあくまでもすばらしい台本をいただいていましたが台本はベースで自分で広げなければいけないところがあるし。 新次郎さんの笑顔に癒やされてきました新次郎さんに会えなくなったら何を生きがいにしていけばいいのでしょうか玉木さんの優しさが新次郎さんなのか新次郎さんが玉木さんに乗り移ったのか引きずっていきますよ、これは。
この映画アフロヘアで選んだ理由はなぜかということを監督に伺ってまいりました矢口史靖監督です。 玉木さんを見て、元気でちゃらんぽらんな役なので真面目で男前の玉木さんには合わないかなと思いましたがアフロパーマのかつらをかぶせたら、とても似合った。 でもシンクロシーンの撮影を終えたときには、感動の涙涙で玉木さんも仲間になれたんだなと思ったものです。 いつも弱音を吐かないイメージですが撮影中にこれは耐えられないつらかったということはありますか?そうですね、基本的には弱音は吐かないようにしようと思っています。