大相撲春場所 十四日目 ▽白鵬V36へ! 踏みとどまれるか稀勢の里、豪栄道!

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17:20:15▶

この番組のまとめ

きょうすでに残り2日間、頭一歩リードの白鵬豪栄道、完勝。 実況張って中に入った厳しい攻めだ白鵬。 稀勢の里と豪栄道はきょう勝って千秋楽に優勝を持ち込みたいと思っているでしょうね。 白鵬は琴奨菊戦です。 先場所は全勝どうしの対戦で琴奨菊が白鵬を破って優勝に突き進んでいきました。 琴奨菊ががぶる。 がぶる、がぶる、がぶった琴奨菊の勝ち左が入りました。 このところ白鵬が見せている張り差し琴奨菊に対しては出足がありますので。 でも琴奨菊は今場所は右が甘いですよね。 稀勢の里が5対3と対戦成績ではリードしています。

今場所の優勝争いは勝つことによってもっともっとおもしろくなってきますよ。 星の差1つの大関が勝つことで横綱に重圧をかけることはできますか?当然、重圧かける前に自分たちが優勝の権利ということを思えばきょう勝たなければ当然というような気持ちでいっぱいだと思います。 今場所はあまりばたばたするのではなくてどっしり構える相撲も見られました。 うっちゃりはどうか軍配は千代鳳。 きょうは攻め込まれた玉鷲ですがこの場所は突っ張り、組まずに攻めていこうという相撲が目立ちました。

声援が背を押してくれる雰囲気も今場所みられます。 返り入幕大栄翔、8勝5敗。 そこが今場所の成績に出ていると思います。 場所前は境川部屋と春日野部屋が稽古を一緒にした日もあったようですが。 土俵には佐田の海と大翔丸が上がってきました。 佐田の海は6勝7敗大翔丸は新入幕できょう勝ち越しが懸かります。 勝ち越しを懸けるきょうの大翔丸対戦相手は佐田の海です。 4場所連続の負け越しで今場所も少し軽いなという印象が残ります。 足元を確認して軍配は大翔丸物言いです。 大翔丸7勝7敗。

ですから安易な変化にいったという中でかろうじて勝ちましたけどこの人、本来の速攻相撲前に攻める技術的な相撲を取ってもらいたいですね。 徳勝龍は千秋楽に勝ち越しの望みをつなげられるでしょうか。 この場所は踏みとどまって相撲内容としては全然だめです。 同じ一門出羽海部屋の御嶽海幕内3場所目先場所はインフルエンザがありましたが、それ以外は勝ち越しで非常に伸びてきていますか。 多々あるんですが前に出るというのがいちばんの魅力ですから、その相撲を一番でも多く取りきってもらいたいなと思います。

先場所は千代大龍張り差し、左四つに組み止めて勝っています。 千代大龍も残り2つなんとしても中に入って押し出し御嶽海、勝って9勝5敗。 器用でいろんなことが大きな相手にぶつかっていって何番も何番も押してぶつかり稽古をする千秋楽の取組が今手元に届いてあす御嶽海は正代と千代大龍はあす妙義龍と対戦が組まれています。

もっと速攻相撲を取らないとだめですね。 正代のリポートです、今場所はかなり番付が上がって初めて対戦する人も多くて、場所前は先場所のようにはいかないなと思っていたんですが勝ち越すことができてうれしいです。 先場所に比べると前に出る相撲が少なくて、状態も相手有利の形になることが多かったということでその辺が来場所の課題だと言っています。 そういう意味できょうは正代大きな体で相手に一歩踏み込んであたり勝ちましたね。 ご覧の大相撲春場所は優勝争いの様子をお伝えします。

白鵬ですがきょうは琴奨菊戦です。 白鵬が状況次第ではきょう優勝決定もありますが白鵬、琴奨菊と対戦を見てみます。 去年の九州場所そしてことしの初場所琴奨菊は攻め込む流れしかし明暗が分かれています。 白鵬、まわしはまだ琴奨菊ががぶるここで白鵬、上手いや十分ではありません琴奨菊の押っつけ琴奨菊が下手を引いて上手を遠ざけています。 左四つ、がぶる、がぶるがぶった、琴奨菊の勝ち左が入りました。 これが出ていると琴奨菊有利になる。

横綱大関の状態をみますとほぼ絞られてるんでしょうけれど。 横綱大関戦、敗れた3敗というのは横綱大関だけです。 前半、横綱大関と対戦して悪いとどうしてもバランスが崩れちゃいますよね。 そこを攻めることによって今場所は横綱大関での優勝争い終盤まで3人が争うという展開で進んできました。 関脇小結4人横綱大関戦、必ず誰か1人は倒してきたんですが分析をもっともっとしながらそして稽古に持っていって自分の課題をとっていくべき稽古をしなければいけないと思うんです。

気持ちも盛り上がっているんじゃないですか?豪栄道もなんとしても千秋楽まで優勝の可能性を残しておきたいところです。 栃ノ心も平幕ですとか同じ三役あたりの力士といい相撲が取れるんですけれど。 相撲内容も力比べ。 今場所は稀勢の里は非常に冷静に相手をよく見て相撲を取ってきた前半、中盤にかけて以前ほど気合いを前面に稽古ができていればもっと星が挙がると思うんですよ。

優勝争いに関わる豪栄道。 その豪栄道が、いわば子どものころからのライバル関係にあります、勢との対戦。 先場所は豪栄道の張り差しをねらって勢に逆に踏み込まれました。 当然、先に攻め込むことができるのは豪栄道だと両方入って攻め込めば一気に出られるんですがその勢いを止めると勢がまわしを取って逆に有利に攻め込まれるんじゃないかなという感じですね。 豪栄道、稀勢の里どちらか1人勝った時点で優勝争いはあす千秋楽に持ち越します。 2場所、3場所と豪栄道が好成績が続かないところはこの辺だと思うんですよ。

お互いに相乗効果、稽古内容がしっかりできるんですからもっともっと上に上がった内容のいい相撲の稽古ができると思うんですよ。 相撲自体は冷静に見えましたが九重さん、どうご覧になりましたか?当然上手は取れなかったんですが左からの押っつけが効きましたね。 稀勢の里と豪栄道、2敗どうしであす千秋楽に対戦します。 優勝争い、最後の最後までというのを毎場所続けるのは難しいと思うんですがね。 稀勢の里の両大関、この3人だけ優勝の可能性があります。 52回目の対戦で白鵬46勝琴奨菊5勝です。