真田丸(12)「人質」

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この番組のまとめ

本陣で 采配を振っておったわ!殿は 室賀正武にお命じになりました。 沼田は何としても 真田から奪い返し北条にくれてやらねばな。 真田は 上杉につくのでは?真田を上杉の家中に加えてくれと。 上杉に 文を送っている事こそ意外でございます。 徳川と手を切るためにはやはり 上杉の力が欲しい。 だろ?もう一度 上杉に文を出せ。 徳川と手切れをするのは 上杉とのよしみを結び直してからじゃ。 真田安房守の面の皮の厚さは日の本一でございます。 上杉は 何と?我らと手を組みたければまず先に人質を出せと言うてきおった。

ええっ!?だって 源次郎様 なかなかその気になってくれないから。 御屋形様は 今 来客中である。 御屋形様が直々に お聞き届け下さる。 失敬な!何で 源次郎様を差し置いてあいつらが!先にいたんだからしかたあるまい。 沼田城は そもそも上杉が支配していた城である。 御屋形様は すぐに手を打って下さるとおっしゃった。

鉄火起請とは 戦国時代から江戸初期に行われていた神の判定を仰ぐ儀式である。 北浜の治兵衛が途中で落としたらあの浅瀬は南浜のもの。 鉄火起請とはそれほど厳しいものなのだ。 私は 鉄火起請などやめた方がいいと思っている。 何?鉄火起請 私たちも やりましょう。 待て~!よ~く考えたら なにも鉄火起請で決める事はない!治兵衛 又吉 もう少し お前たちで話し合ってみては どうじゃ。 さすが 御屋形様じゃ! それなら何の文句もごぜえません!村に持ち帰って皆に相談してみます!なあ みんな!そうだ!一件落着のようです。

まあ よい! お梅 よくやった!そなたが何を吹き込んだのか知らんがこのところ御屋形様は領民の事を気にかけ民たちのもめ事の仲裁に大忙しじゃ。 御屋形様に言われてしまった。 沼田城の事は はなから 安房守が手放すとは思ってはいなかった。 御屋形様からの起請文である。 安房守は 既に上杉に対して次男を人質として差し出していたようです。 鳥居元忠率いる徳川軍が上田城に向かって進軍を開始した。 徳川勢は傘下の信濃衆も加わり上杉からの援軍は?あまり期待しない方がよかろう。