超入門!落語 THE MOVIE

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この番組のまとめ

古今東西さまざまな落語家たちによって語り継がれてきた 古典落語。 何人もの登場人物をたった一人で演じ分け話芸と身振りで 物語を表現する落語の世界。 浅草蔵前の八幡様に一匹の白犬が いつの頃からか住み着きまして参詣に来る人なんか みんなかわいがっておりまして「おう 見ろってんだあそこんとこ。 満願の当日になるってえと冷たい風がピュ~!毛がみなパラパラッと落っこっちまいましてシロ公 人間となりまして「ハックシュン! あ~ 寒い。

そこ 足をプルプルッて振るんじゃない。 それから ちょいと何か 着物出してやっとくれよ。 お前さんの奉公先!いや 実は 私の知り合いでもってご隠居さんが1人いてなまあ この人が変わってる人で自分が変わってるぐらいだから奉公人も変わってる方がいいだなんてな事 言ってね。 お前さんさっきから見てるってえと相当 人間が変わってるからそこでもって 奉公しようなんて気にならないかい?」。 こんちは ご隠居さんいますかな?こんちは! ご隠居さん!」。 変わった奉公人ってえのは見つかりましたかな?」。

「浅草蔵前の八幡様ですよ」。 「ほう~ 八幡様。 八幡様は どの辺だい?」。 「豆腐屋と乾物屋の間入ったとこです」。 うんうん!あの長屋は何軒目だい?」。 ほら 鉄瓶が チンチンいってるよ。 ほら チンチン!」。 ほら 鉄瓶が チンチン!」。 じゃあ こんなかたちで 一つチンチン!」。 「ワンワンワンワン!」。 すると 私がね「ハァ ハァ… ワンワン」って!うわっ! はあ そうですか…。 え~ 昔は この紙入れと呼ばれる小物入れを忘れる事もしばしばだったそうで…。

今日 旦那ね箱根の方に お出かけんなってお帰りがないんだから。 おかみさんの方はってえとそこいら 片づけまして表の戸締まりを厳重にするってえと着物を つ~っと脱いで派手〜な長襦袢一枚になって部屋ん中へす~っと入ってきて…。 …と そこへ 旦那の声でもってドンドン ドンドンドン!「俺だい! 今 帰ってきた。 え~ 紙入れ 紙入れ 紙…!いけねえ!紙入れ 置いてきちゃったよ!そうだ 着物脱いだ時ひょいっと置いちゃったんだよ。 まずい! あの紙入れ旦那 俺のだって知ってんだよ!知ってる訳だよ。

『人のにょうぼと枯れ木の枝はそういう事をしたら そのうちの旦那に すまねえと思わねえか?おかみさんが入ってきていざって時 その帰らないってはずの旦那が帰ってきちゃったんすよ」。 で お前が逃げるというからに…あっ じゃあその 2人でいるところをその先方の旦那に見られたのか?」。 先方の旦那 お前の持ちもんだって事 知ってるのか!そりゃ まずいよ お前。 で お前が逃げるというからにはあ~ その手紙てえのを先方の旦那に 読まれたのか?」。