経済の減速が続く中国では、企業の倒産が相次ぎ、それから大学を出たばかりの若者が、なかなか就職先を見つけられない、これ、深刻な社会問題になっているんですが、そんな中で、今、空前の仏教ブームが起きているということで、興梠さん、この現象をどう見られますか?隔世の感がありますね。
共産党にとって見ると、キリスト教だと神が絶対の存在になってしまって、共産党より権威が上になってしまうので、仏教と比べると、警戒感そのあたり、興梠さんは、どう見られますか?先ほど、VTRにもありました、習近平氏の発言、仏教は中国の特色ある文化だというふうに言っているんですよ。 つまり、仏教に関していうと容認している動きの中で、ブームが生まれてる、1つ、ツイートをご紹介したい、質問なんですけれども、共産党は仏教的思想を受け入れるのでしょうか。
先ほど、興梠さんが、仏教という、今回の大きなブーム見てますけれども、あくまで政府のコントロール、管理下の中であれば容認していく、むしろ利用しようという話ですけれども、それがコントロールから外れるっていう可能性を、どう?今後は、経済の成長が止まった中で、今まで経験をしてないような、低成長の時代が続くと、それは大学生の就職の問題もすでにありますし、いろんな企業のリストラが始まったりとか、かつて経験したことない低成長の時代になったときに、今、宗教を癒やしの道具として、安定装置として利用していこうというのは分かる