総合診療医 ドクターG「学校に行けない」

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この番組のまとめ

思春期はね こういう事ありがちなんですがさあ ゲストの犬山さん どうですか?私 これ 自分のニート時代を見てるかのようで私も もう昼過ぎまで寝てましたしすごい 気持ちが分かるんですけれども不登校まで行くとうつ病とかなのかなと。 今回のような不登校の患者さん診察する事は多いんですか?例えば精神科とかですと 少し垣根高いですよね ちょっと行くのに。 大体「不登校」とか「引きこもり」みたいな言葉が最近非常に話題になってますけども問題点は 一体どこにあるのかというのを引き出していく。

カンファレンス スタート!皆さん甲状腺機能亢進症という事でねまず どういう病気なのかというのを説明して頂きましょうか。 甲状腺機能亢進症になると四肢麻痺腕や脚の脱力が起きる事があります。 10代後半の男の子の睡眠障害というのが今回の主訴を言いかえたものだと思うんですけど他に 足がつったりあとは脱力発作があってそれは金縄先生が説明したように周期性四肢麻痺の症状から来てるものかなと私も考えています。

他に どうですか?これ 例えば今 不登校の問題とかね小中学生とか すごく やっぱり大きな問題になってるんですがその中の子供さんたち どういう病気が多いかって ご存じですか?今 小学校 中学校 高校生…自律神経には体を活動させる交感神経と落ち着かせる副交感神経があります。 朝 日が昇る時間になると交感神経が優位になり夜は逆に副交感神経が多くなります。 しかし 起立性調節障害になると朝 交感神経が うまく働かず起きられなくなります。

学校に通う子供や親が利用する掲示板には起立性調節障害についての悩みが数多く 寄せられています。 ところが 起立性調節障害の診断や治療に詳しい医師は専門家によると潜在的な患者を含めこの病気の中学・高校生はおよそ70万人。 また 不登校とされている子供の3~4割が実は この病気だったという調査もあります。 今の血圧の この回復時間ですねこれが非常に やっぱり鋭敏で敏感で大事な検査だと言われてますね。 「学校に行けない」と訴える啓太さんの病名は研修医たちが挙げた甲状腺機能亢進症に伴う周期性四肢麻痺か。

都築先生 どうですか?今回のVTRで強調されてたのは運動後に筋力低下を伴っていてそれが 1時間前後で自然軽快するという事だったと思います。 啓太さんが 周期性四肢麻痺の脱力発作を初めて起こしたのは2週間前だ。 ドクターGは 甲状腺機能亢進症に伴う周期性四肢麻痺と診断した上で…その上で 3か月前の精神的ダメージの大きさに もう一度 立ち返りその後の治療方針を立てた。 薬によって 甲状腺機能亢進症を改善すると同時に啓太さんの心のケアも行ったのだ。