では、熊本県南阿蘇村の土砂崩れが起きた現場の上空から中継です。 午前9時48分ごろに発生した熊本県熊本地方を震源とするマグニチュード5.4の地震では、震度6弱の揺れを熊本県菊池市で観測したほか、震度5弱の揺れを熊本県の玉名市と合志市、美里町、大津町、菊陽町で観測しました。
気象庁によりますと、きょう午前8時半ごろ熊本県の阿蘇山の中岳第一火口でごく小規模な噴火が発生し、噴煙が火口から100メートルの高さに上がりました。 現在、阿蘇山には噴火警戒レベル2の火口周辺警報起き、大分県由布市で震度5弱を観測するなど、震度3以上の地震が午前11時までに11回起きています。
熊本県阿蘇地域振興局によります警察はこれまでに10人の死亡が確認されたと発表しています。 熊本県のまとめによりますと、午前7時現在、熊本県内33の市町村でおよそ6万9000人が避難しています。 発生した熊本県の阿蘇山について、航空情報を出し噴煙が午前8時半現在、上空およそ1500メートルに達しているとしていますが航空各社によりますと、運航への影響はないということです。
この地震で熊本県内では宅配便の集配や貨物の輸送ができなくなるなどの影響が出ています。 午前10時現在で、ヤマト運輸は熊本県を中心に沖縄県を除く九州全域で宅配便の集配に半日から2日程度の遅れが出ています。 日本郵便は熊本県の益城町などで郵便物の配達ができなくなってい日立物流は熊本県の一部の地域で配達を見合わせ、西濃運輸も熊本県の益城町やその周辺で配達に遅れが出ているということです。
今屋外で避難をされたり救助活動を多くの方なさっているんですけれども、このあと午後夕方以降は天気が崩れてきますので、雨への備えということも、活動をしながら進めていかなければならないと思います。 熊本県と大分県では、きょう午前1時25分ごろに発生した熊本県熊本地方を震源とするマグニチュード7.3の地震のあと余震とみられる地震が相次ぎ被害が広がっています。 史上初めて震度6弱を観測した大分県このうち、由布市の小学校には多くの住民が避難しました。
九州電力よりますと、きょう未明の地震の影響で正午現在、熊本県と大分県、それに宮崎県の合わせて16万4100戸で停電が続いているということです。 熊本県内のすべての在来線は、線路などの点検が必要なため始発から運転を見合わせています。 熊本県内では、おととい夜の地震で益城町で8人、熊本市で1人の合わせて9人が死亡しました。
熊本県阿蘇地方を震源とするマグニチュード5.8の地震があり、震度6強の揺れを熊本県産山村で、阿蘇地方を震源とする震度3以上の地震が正午までに24回起きています。 震源地は熊本県阿蘇地方、震源の深さはごく浅く地震の規模を示すマグニチュードは4.0と推定されています。 このうち12年前の新潟県中越地震で大きな被害を受けた旧山古志村、今の長岡市山古志地区では、村の全住民が避難を余儀なくされ、全国から支援を受けたことから、地元の住民でつくる団体が募金活動を始めました。