800年以上前に描かれた国宝の「信貴山縁起絵巻」です。 この「信貴山縁起絵巻」のミステリーに迫る番組です。 「秋元才加が行く!信貴山縁起絵巻のミステリー」ご覧ください。 800年以上前に描かれた世にも不思議な絵巻です。 絵巻で展開する不思議な出来事はすべてこの僧侶のしわざ。 わあー!すごーい!平安時代に描かれた「信貴山縁起絵巻」。 私が訪ねたのは不思議な絵巻のふるさと、奈良。 「信貴山縁起絵巻」はここに預けられています。 きょうはとても不思議な絵巻を紹介したいと思っておりますので。
どうしても1つ選ばなきゃいけないんだったら「信貴山縁起絵巻」が最高だと思うんですよ。 そして、不思議な力はどう身につけたのでしょうか?命蓮の足跡をたどるため私は絵巻の舞台となった信貴山を訪ねました。 命蓮も、この場所に生涯にわたってこもりこの重厚な鉢を飛ばしたのだとしたら命蓮上人の不思議な力は相当のものですよね。 これは毘沙門天の活躍を描いた平安時代の絵です。 悪い邪鬼を退治してくれる毘沙門天は、当時の人々にとってかけがえのない存在。
この信貴山から一歩も出なかった方なんですね。 不思議な絵巻に描かれた命蓮の不思議なパワーの源に触れることができました。 毘沙門天の強い力をいただいた信貴山の僧侶・命蓮。 絵巻第2巻には命蓮の名声を決定づけたエピソードが描かれています。 向かう先は、信貴山。 「都へは赴かず今いる信貴山にいながらにしてみかどの病を治して差し上げましょう」。 みかどの病を治したあかしとして命蓮がはるばる信貴山からよこしたのです。 この青、赤、緑、オレンジ非常にコントランストの強い鮮やかな色ですよね。