1週間前の今月14日の夜、熊本県益城町で震度7の激しい揺れを観測する地震が発生したあと、気象庁は、今後1週間程度は、32.5ミリの激しい雨が降りました。 きょうの最大風速は、熊本県や大分県など九州北部の陸上と海上で、いずれも20メートルと予想されています。 暴風に警戒するとともに、落雷や竜巻などの突風に十分注意し、熊本県などでは一連の地震で土砂崩れが相次いでいます。 先ほど7時3分ごろ、大分県別府市で震度3を観測する地震がありました。
熊本市ではきのう、南阿蘇村は、大雨になると予想されていることから、土砂災害などのおそれがあるとして、土砂崩れが起きた現場に近い4つの地区の、少なくとも226世帯532人に避難指示を。 避難所に入れない人たちは、車の中での避難生活を続けています。 OK!地元の自治体は、避難生活による疲労や持病の悪化、それにエコノミークラス症候群などに注意するよう、呼びかけを強めることにしています。 今回の地震では、一部の避難所で、ノロウイルスが原因の感染症などが報告されてい技術的なアドバイスを行うことになりました。
永広さんは、救急対応が可能な大病院とも連携を密にして、開設に向けて準備が進む、益城町災害ボランティアセンターです。 この場所に、ご覧のように、テントを張ったり、いすや机を並べたりして、ボランティアの受け入れの態勢を整えているところです。 早い人ですと6時過ぎから、愛媛県などからやって来るボランティアの姿がありました。 ボランティアの受け入れを行う地元の社会福祉協議会の方によりますと、きょうは不安もあるが、全国の方から来ていただけるのは大変ありがたい、スムーズに対応していきたいと話しています。
熊本県内などで規模の大きな地震が相次ぎ、被災者の生活や日本経済への影響が懸念される中、政府・与党内では、来年4月の消費税率10%への引き上げや、夏の参議院選挙に合わせて衆議院を解散する、衆参同日選挙を見送るよう求める声が強まっています。 消費税率の引き上げを巡って、政権幹部や安倍総理大臣の周辺には、見送りを求める声がある一方で、社会保障の充実や、財政への信認確保の観点から、予定どおり実施すべきだという意見も根強くあります。
一方、与党側は、今月中に衆議院の選挙制度を見直す法案の衆議院通過を図るほか、司法取引の導入などを柱とした、刑事司法制度改革の関連法案など、ほかの重要法案の審議を優先させ、会期内の成立を期すことにしています。 18歳の中野蘭菜選手が、まだ出場枠を獲得していない国と地域では3番目となり、オリンピック出場が決まりました。 中野、おととしのユースオリンピックで銀メダルを獲得しています。