収まることのない地震不自由な避難生活そして雨による二次災害への不安異例の回数で繰り返される地震。 何度も地震が襲う異例の事態によって人、物の支援が滞り避難生活はより過酷な状況になりました。 この病院の救急搬送者の数は震度7の本震以降いったんは減少しました。 最初の震度7の地震以来被災者は震災のストレスにさらされ続けてきました。 東京工業大学の和田章名誉教授は地震発生の翌日から家屋の被害状況を調査しています。
車中泊をしていた坂井あつ子さんが今夜は防災心理学が専門の京都大学防災研究所教授矢守克也さんとお伝えしてまいります。 矢守さんは熊本市内に暮らしていた持病もあるもんですから大阪のほうに避難をしてもらったんですけども今も、よく眠れないとかそれからまだ感じてなかったようなところに痛みを感じるとかですね体調のほうは決して快調とはいえない状態です。
ボランティアの受け入れはおとといから、ようやく始まり物資も徐々に行き渡りつつあるようですけども関係団体が自治体と協定を結ぶなどして協力して対応するという方向でそれなりに対策は進められてきたと思うんですね。 しかし、今回、にもかかわらず震度7を記録するような地震が2回も起こることで自治体と業者が連携をする拠点となるはずだった場所が被災をして一時的に使えなくなるなどそういった事前の対策がさらに裏切られてしまうような事態が起こってしまったためにこうした事態になったんではないかと思われます。
数字をご覧いただいているのは広域避難の受け入れを表明している自治体が準備している戸数ですが8350戸あるということですね。 また、商売なさっている方あるいは、田んぼや畑なさっている方そう簡単に広域避難と言われてもできないと、そういう事情もあるとは思いますのでそういったことは考える必要が配慮する必要があると思います。 そして、広域避難例えば、したとしてですねそういった方々が孤立しない工夫というのも必要ですね。