時代劇 鼠(ねずみ)、江戸を疾(はし)る2(3)「馬鹿(ばか)と毒薬」

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この番組のまとめ

本当は 死にたくねえんだろ?この世に未練があるんじゃねえのか?未練など…あっても しかたありません…。 えっ? あ… あっ! あっ!別に入ってねえよ!狙う気もねえからな!しかし何だって 質屋の若旦那がよそに そんな借金をこさえたんだ? 博打か?かわいくて かわいくてしかたなかったんです…。 それは どうでもいいんだよ!…でその借金は いくらなんだ?はあ… それが あの…利子が積もって 3百両ほど。

この野郎 甘酒屋!おてんとさまの高えうちから私の前で そういう話をするとは次郎吉さん いい度胸だね。 親分 朝から 土左衛門 見て気が めいっちゃったんでえ。 言ってる事 分かってんのかね?コンチクショー!酒 くれって事だよ!あいよ!親分 その土左衛門まさか 質屋じゃないでしょうね。 お父っつぁん! 俺はおちかと一緒になれなければ生きていけないんです!許して下さい!許してくれたら 何でもします!一生懸命 働きます!お父っつぁんが許してくれなかったら俺は おちかと心中するしかないんです。

馬鹿野郎!途中で 身請け代を口にしたんだろうな。 もともと その借金だって女郎遊びをするためなんでしょ?まあ いいや。 小袖殿の その性分が兄上を駄目にしているんではありませんか?そうかもしれないわね。 女郎屋の用心棒ですか?お女郎になるのよ。 その金貸しは 借金のカタに女郎屋への口入れもしているようだから。 何を?若旦那が通い詰めている花魁の事を…。 旦那様は 若旦那がそんなに惚れているならはあ…。 その親分から 若旦那が借金をしてる事も知ったんです。