全日本柔道選手権

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この番組のまとめ

日本の柔道家として最高の名誉そしてその先に、ことしはリオデジャネイロオリンピックが待っています。 左上から2年ぶりの日本一を目指す、王子谷。 初の日本一そしてリオデジャネイロオリンピックを目指す七戸龍。 そしてリオデジャネイロオリンピックを七戸と争います原沢久喜です。 ことしの全日本柔道選手権東京都千代田区北の丸公園日本武道館が舞台です。 ことしの全日本選手権解説は世界ランキング22位以内に2位と3位のこの2人が現実的に争っているということになります。

有効、王子谷にポイントが入ります。 掛かっていた足をうまく外しながら王子谷に有効のポイント1つ2年ぶりの全日本チャンピオンを目指す王子谷。 リオデジャネイロオリンピックのきょうは自分よりも大きい相手とばかり戦っていますので。 2年前の全日本チャンピオンがきょうは積極的な柔道を展開してベスト4進出です。 柔道日本一、その先にリオデジャネイロオリンピックの100kgを超えるクラスの代表を争う一角七戸龍がこれから畳に上がります。

自分はオリンピック代表に選ばれために優勝するしかないできるかぎりいい内容で優勝して現状、一歩リードといわれているのは原沢。 ロンドンオリンピック100kgを超えるクラスの代表上川大樹。 少し自信を持った戦い方といいますか西潟選手の距離感、間合いが上川選手にとってもやりやすいんでしょうね。 そういった試合内容になると先に指導を受けてしまうことにもなりますのでその辺が課題の1つでもあり、上川選手のうまいところの1つでもあるんですね。 4年前のオリンピック代表、上川がベスト4に進出しました。

選抜体重別選手権はちょうどこの辺りから七戸龍を内股で宙に浮かせて持っていきました。 原沢選手にとって胸の前のほうにここで百瀬に積極的戦意に欠けるということで指導が与えられました。 原沢選手も試合がやりやすいんじゃないかなと思います。 百瀬も今は全日本の強化選手から外れましたが講道館杯の優勝、全日本学生国際大会で優勝など数多くある実力者です。 原沢選手、防御的な組み手が百瀬選手という状況になっています。 いつもの原沢選手よりは慎重になっていることは間違いないですね。

全日本選手権です。 穴井さんは二度チャンピオンを獲得されておりますがいろいろな世界チャンピオンがあるそういう中でもこの全日本に今の王座をねらう選手が多いと思いますが、どういう気持ちで臨みましたか。 オリンピック世界選手権そして全日本この3つを取って初めて一流の柔道家ということをリオデジャネイロの代表選考の大きな参考になるこの大会です。 去年の全日本からこの1年の原沢、七戸この両有力選手の戦いぶりを振り返ってみます。

そのときは指導に七戸が王子谷を下しています。 王子谷143kg、七戸は121kg七戸1m93cm、王子谷は1m86cm高さに分のある七戸釣り手を上から持っていきます。 王子谷はがっぷり組みますと七戸選手の距離ですね。 王子谷に柔道着、相手の釣り手、頭を抜いたということで指導が1つ与えられました。 お互いに慎重になるのはよく分かるんですけども指導ねらいの攻撃を仕掛けるより七戸じゃないんですか?そう思うんですけれども王子谷選手も奥襟をたたいて。

リオデジャネイロオリンピック行きが、かなり濃厚になったということを印象づける試合ですね。 先日の選抜体重別でも原沢選手は大外刈り一本勝ち最後は谷落としの形で場外までいきましたね。 目の前で七戸選手が敗れています上川選手の今のような技にかわる可能性もあります。 左手を見てほしいんですけれど原沢選手の上川選手の襟が下がるようにいいですか。 2年前の全日本の選抜体重別福岡の試合ですが今のような払い腰で上川選手は一本勝ちでした。 押し込むと上川選手は払い腰に合わせていきますよ。

ベイカー選手も羽賀選手も初のオリンピックです。 特に100キロ級の羽賀選手は苦しんだ末に去年の世界選手権で金メダルを獲得ということで先日、ちょっとけがをしたという発表もありましたがオリンピックまでは万全の体調を目指して金メダル獲得を目指してほしいと思います。 まもなくことしの大会の決勝戦をそして上川選手も持ち前のうまさと豪快さをきょうは見せての決勝進出です。

王子谷の母校東海大学の監督に聞きました。 その中で破壊力のある上川にいかに継ぎ手の勝負相手の手首が生きないように組み手の間合いを詰めていきたいと話していました。 赤が王子谷選手旭化成です。 2年ぶり2度目の優勝なるか王子谷。 初の悲願の日本選手権王者なるか上川大樹。 王子谷剛志と上川大樹始まりました。 積極的です、王子谷。 試合が始まってすぐは王子谷の奥襟袖で引いて落とそうという動きもありましたが。 間合いが詰まれば王子谷上川は間合いを作ることに成功しています。