「歴史秘話ヒストリア」今日は 奈良が舞台です。 難事件に挑むのは頼りになる奈良のお奉行様?奈良町奉行所 出動!出陣じゃ~!史上最大の危機が鹿たちに襲いかかります。 今夜は 古都奈良の鹿と人1300年にわたる共生の物語です。 ここまで来て一休みしようと鹿から下り更に 春日大社の隣町にある夜支布山口神社にはなんと 足跡が残っているんだとか。 平安時代になって京都へ都がうつっても貴族たちは 奈良の鹿をありがたい神様の鹿として 敬い続けました。
お奉行様! お奉行様 お奉行様お奉行様 お奉行様 お奉行様何? 事件?はい。 おお これはひどい!お奉行様 何とかして下せえ。 おのれ! 許せん!成敗してくれる!いや お奉行様 お待ち下さい。 とにもかくにも 火事場泥棒事件これにて…!西田 これはもしやはやり病ではないか?病ではありません。 どうしたら いいのでしょう?お奉行様 また ひらめきました!記録には犬に触らないよう長い さおで驚かし町の中から野犬を追い払ったと あります。
完璧な布陣の完成だ!後は 実践あるのみだ!現在も奈良で行われている角切りは こうして始まりました。 鹿を数人がかりで押さえのこぎりで角を切るやり方はお奉行様は奈良の平和を守ったのです。 角切りは やがて 奈良一番の人気イベントになります。 お奉行様 ただ今 帰りました!おお!今年の角切りもたくさんの見物客で角切りは すっかり今や奈良の名物ですわ!おかげで奈良は人と鹿が仲良う暮らしていける。 時代が明治になると文明開化の掛け声とともに奈良の町は様変わりしていきます。